民主派との対話受け入れ=選挙改革で香港政府―長官、辞任は拒否(時事通信) - goo ニュース
日本時間3日未明香港の梁行政長官は記者会見で「選挙制度改革」で民主派との対話に応じるとし同時に辞任は拒否しました。
御嶽山の報道でスルーされていましたが事の起こりは「3年後に予定される行政庁官選挙」に関する改革が事実上民主派を締め出すものとして反発し先月28日から大学生を中心に香港の街路でデモ行為を繰り返し警官側がガス弾を発射する事態になっていました。
民主派はさらに「長官官邸」をデモで包囲する動きを見せ政府側はデモの強制排除を強く示唆して緊張を高めていました。
今回の改革は中国の全人代が新設する指名委員会の過半数を得た2-3人を一人一票の普通選挙が行われるものの様です。
これでは中国のメガネにかなわない人物は候補に選ばれる訳は無いですね。
梁長官も選挙制度の変更は無理と本音を漏らしています。
対話がガス抜きだけにならない様願っています。
まあ香港で日米欧並みの普通選挙が行われたら中国本土への影響は甚大でしょうから習近平政権に取っては絶対許せないでしょね。
どんな決着を見せるのか? 先送りするのか?
しっかり見守りが必要です。
写真:デモ隊と警察官
時事通信:
【香港時事】香港の梁振英行政長官は2日深夜(日本時間3日未明)、緊急記者会見し、選挙制度改革を担当する政府ナンバー2の林鄭月娥政務官(閣僚)ら政府高官が近く民主派系の学生団体、大学生連合会(学連)との対話に応じると発表した。民主派からの辞任要求は改めて拒否した。
地元ラジオによると、これを受けて、学連幹部は長官選挙制度の民主化を求めるデモ隊の集会で演説し、「政府と対話する時間を与えてほしい」と訴えた。これにより、政府と民主派の対話が実現することになり、事態が収拾される可能性が出てきた。
民主派は9月28日、2017年の長官「普通選挙」から民主派を事実上排除する中国全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会の決定撤回や梁長官の辞任を要求して、各地の幹線道路占拠を開始した。
政府は2日午後、デモ隊の強制排除を強く示唆する声明を発表。警察スポークスマンも民主派が政府機関を包囲する動きに対し、「警察は絶対に座視せず、断固として法律を執行する」と警告した。
消息筋によると、学連が一時、長官弁公室(官邸)を包囲しようとしたことから、警察は一時、催涙弾などでデモ隊を強制排除する準備を整えた。しかし、政府と民主派が急きょ対話で合意したため、実行されなかった。
合意を受け、学連は長官官邸包囲の動きを止めた。また、これに先立って、学連は政府に対話を求める公開書簡を発表したが、梁長官の辞任は要求しなかった。
(引用終わり)
日本時間3日未明香港の梁行政長官は記者会見で「選挙制度改革」で民主派との対話に応じるとし同時に辞任は拒否しました。
御嶽山の報道でスルーされていましたが事の起こりは「3年後に予定される行政庁官選挙」に関する改革が事実上民主派を締め出すものとして反発し先月28日から大学生を中心に香港の街路でデモ行為を繰り返し警官側がガス弾を発射する事態になっていました。
民主派はさらに「長官官邸」をデモで包囲する動きを見せ政府側はデモの強制排除を強く示唆して緊張を高めていました。
今回の改革は中国の全人代が新設する指名委員会の過半数を得た2-3人を一人一票の普通選挙が行われるものの様です。
これでは中国のメガネにかなわない人物は候補に選ばれる訳は無いですね。
梁長官も選挙制度の変更は無理と本音を漏らしています。
対話がガス抜きだけにならない様願っています。
まあ香港で日米欧並みの普通選挙が行われたら中国本土への影響は甚大でしょうから習近平政権に取っては絶対許せないでしょね。
どんな決着を見せるのか? 先送りするのか?
しっかり見守りが必要です。
写真:デモ隊と警察官
時事通信:
【香港時事】香港の梁振英行政長官は2日深夜(日本時間3日未明)、緊急記者会見し、選挙制度改革を担当する政府ナンバー2の林鄭月娥政務官(閣僚)ら政府高官が近く民主派系の学生団体、大学生連合会(学連)との対話に応じると発表した。民主派からの辞任要求は改めて拒否した。
地元ラジオによると、これを受けて、学連幹部は長官選挙制度の民主化を求めるデモ隊の集会で演説し、「政府と対話する時間を与えてほしい」と訴えた。これにより、政府と民主派の対話が実現することになり、事態が収拾される可能性が出てきた。
民主派は9月28日、2017年の長官「普通選挙」から民主派を事実上排除する中国全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会の決定撤回や梁長官の辞任を要求して、各地の幹線道路占拠を開始した。
政府は2日午後、デモ隊の強制排除を強く示唆する声明を発表。警察スポークスマンも民主派が政府機関を包囲する動きに対し、「警察は絶対に座視せず、断固として法律を執行する」と警告した。
消息筋によると、学連が一時、長官弁公室(官邸)を包囲しようとしたことから、警察は一時、催涙弾などでデモ隊を強制排除する準備を整えた。しかし、政府と民主派が急きょ対話で合意したため、実行されなかった。
合意を受け、学連は長官官邸包囲の動きを止めた。また、これに先立って、学連は政府に対話を求める公開書簡を発表したが、梁長官の辞任は要求しなかった。
(引用終わり)