王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

米国 FRB 量的緩和の終了 決定 !!

2014-10-30 07:55:54 | 為替 ドル 株式
米FRB、量的緩和の終了決定 次の焦点は利上げ判断に(朝日新聞) - goo ニュース

昨日29日米国のFRBが「量的緩和」の終了を決めたそうです。2008年のリーマンショック依頼3度に渡り続けた未曾有の金融緩和が終了します。
来年1月以降(米国債の)購入量を段階的に減らすそうです。

安倍内閣のアベノミクスが「円をじゃぶじゃぶにしてインフレ基調を整え併せ円高ドル安を円安に戻す事でした」その実行部隊長が2013年3月に就任した黒田日銀総裁です。
その結果円はドルに対して80円台から近頃108円まで安くなり「輸出中心の大手企業はウハウハです」
しかし何事にも裏表はあるもので急激な円安は輸入製品「原油、LNG、食料品」等は軒並み値上がりに作用しました。

米国が量的緩和を辞めるのですから日本も追随しないと益々円安が促進されますがはて安倍首相と黒田総裁は如何出るでしょうか?

浜爺にはこの横浜弘明寺界隈では景気が良くなって「ウハウハの企業も人も見ません」

ドルの政策的垂れ流しを止めても「米政府の財政赤字は解消しません」からドル安円高基調は変わらないと思います。
加えてFRBの2本柱の残り「ゼロ金利政策」も当面は続けるも来年6月頃?には利上げかとの観測もあります。
そうなるとさらに円安の傾向は強調されます。
日本も「入るは安く出るのは難しい」局面になります。
国内経済が良くなる見通しが立ちません。
だれでも良いですから国内景気を立て直して下さい。


写真:イエレンFRB委員長(WSジャーナル)

朝日新聞:
米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)は29日、米国債などの資産を買って市場にお金を流す「量的緩和」の終了を決めた。2008年の金融危機以降、3度にわたり続けた未曽有の金融緩和の終了で、米国の金融政策は転換点を迎えた。

 FRBは2012年9月に「量的緩和第3弾(QE3)」を開始。一時は米国債などを月850億ドル(約9・1兆円)買い上げ、市場にお金を流していた。雇用などの経済環境が改善していることから、今年1月以降は購入額を段階的に縮小。今回の会合で、今月から購入をやめることを決めた。

 次の焦点は、FRBが量的緩和と合わせて2008年に導入したゼロ金利政策をいつやめ、利上げに踏み切るかだ。FRBは、量的緩和の終了後も「相当の期間」はゼロ金利を続けるという方針を示してきたが、今回の声明でもその表現を維持した。(ワシントン=五十嵐大介)
(引用終わり)
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