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福島県知事選 内堀氏が当選 !!

2014-10-27 07:30:47 | 政治
福島県知事選 内堀氏が当選確実 与野党相乗りで佐藤県政継承(産経新聞) - goo ニュース

昨日26日行われた福島県知事選挙で前副知事内堀雅雄氏(50)が圧勝しました。
しかし投票率は45.85%で前回に続き過去2番目の低さだそうです。

福島県政には全く疎い浜爺は「何で自公に社民が同舟かよ?!」と思ったのです。
あちこち他紙を読むと前知事「佐藤雄平氏」を押していたのが民主や社民なので自公は当初別候補をおしていたそうですが知事3連戦(滋賀、福島、沖縄)を意識して野党候補に相乗りしたんだそうです。
確かに「前佐藤知事」は知事立候補の経過から言えば「社民、民主系」の人ですが大震災に伴う福島原発事故の対応を見ると鮮烈な革新的手腕を見せたと思えません。

その佐藤後継に今度は「与党」が相乗りしたのですから「原発政策」に微妙な差異がある訳ですしその延長上にある震災復興政策(当然原発事故対策も)にまた裂き現象は起きます。
だいたい与野党相乗りなんて図式は「景気が良く上り調子の時に行われた手法です」

震災復興プラス事故対策と優先順位と革新性が問われる場面では地方県政とはいいながら問題山積みですね。
投票率の低さは「福島県民の絶望感」を表しているのかも知れません。
原発再稼働を支持する他県の人は福島の被害をしっかり認識しておく必要があります。
しっかり見守りましょう。


写真:当選(ネットより)

産経新聞:
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後、初めてとなった福島県知事選は26日投票され、いずれも無所属新人で、前副知事の内堀雅雄氏(50)が初当選を確実にした。

 立候補しているのは内堀氏のほか、元福島県双葉町長の井戸川克隆氏(6)、牧師の五十嵐義隆氏(36)、元岩手県宮古市長の熊坂義裕氏(62)、コンビニ店長の伊関明子氏(59)、建設会社社長の金子芳尚氏(58)。

 福島の復興を加速するかじ取り役を選ぶ今回の選挙は、引退する佐藤雄平知事(66)の路線継承か刷新かが最大の焦点となった。内堀氏は、事実上の後継者として「県政継続」を訴え、自民、民主、公明、社民の支援や業界団体の後押しを受けた。候補者全員が「県内の原発全基廃炉」を訴え、争点の違いが見えにくい選挙となるなか、内堀氏が盤石な組織力で他候補を退けた。

 現在も県民の約13万人が避難生活を続け、このうち約4万6千人が県外での生活を余儀なくされている。内堀氏は生活支援や除染、農水産物の風評被害対策など山積する課題に取り組むことになる。

 選挙戦をめぐっては、自民党県連が一時、独自候補を擁立したものの断念し、党本部が民主、社民と“相乗り”する形で内堀氏の支援に回った。
(引用終わり)
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