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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

産経 前ソウル支局長 3か月の出国を検察が延長 !!

2014-10-15 08:04:14 | 海外
産経前支局長起訴 韓国検察、3カ月の出国禁止延長を申請 初公判は11月13日(産経新聞) - goo ニュース


昨日14日韓国の検察は産経新聞ソウル支局長の加藤達也氏(48)の出国禁止措置が15日に切れるのを受け15日3か月延長する様法相に要請したそうです。

事の起こりは「春4月韓国フェリーセオウル号が沈没した日に朴大統領が7時間ほど所在不明の時が有りその間恋人と逢瀬を楽しんでいた」との韓国国内でのゴシップを8月3日に産経新聞のウエブサイトに書いた事を巡り検察当局が「加藤氏を情報通信網法における名誉棄損」で在宅起訴しているものです。

朴大統領は未婚ですから相手の男が未婚なら「不倫」にはなりませんが多くの学生が死んだり行方不明になっているときに長時間不在では「職務怠慢」そしりは免れません。
それが真実かどうか?と言うより「大統領の品性を貶める」報道は許さないとの警告を「日本の有力新聞(それも韓国に厳しい)の産経」をたたく事で国内の報道機関に圧力を加えようと政治色の強い案件と思われます。
秋に入ってからは「国境なき記者団」を始め菅官房長官も韓国に不快感を表しています。
さてこの後初公判は11月13日だそうですから加藤氏は物理的精神的に不安定な状況に置かれたままになりそうです。
安倍内閣も総力挙げて問題の解決に外交的圧力をかけて欲しいものです。
解決したいなら「慰安婦問題に誠意を見せろ」とか「歴史問題の認識をしろ」とかお決まりのセリフが出そうな気がします。
はてどうなるでしょう?!

加藤さん 辛いでしょうが頑張って下さい。


写真:加藤前支局長

産経新聞:
 【ソウル=藤本欣也】韓国のソウル中央地検は14日、朴(パク)槿恵(クネ)大統領への名誉毀損(きそん)で在宅起訴した、産経新聞ソウル支局の加藤達也前支局長(48)に対する出国禁止措置が15日で切れるのを受け、3カ月延長するよう黄(ファン)教安(ギョアン)法相に要請した。黄法相は15日に可否を決定する。加藤前支局長の弁護人は15日、加藤前支局長の出国を速やかに認めるよう求める文書をソウル中央地裁に提出する。

 また、事実上の初公判となる「公判準備期日」が11月13日午前10時からソウル中央地裁(李東根裁判長)で開かれることが決まった。争点整理や証拠申請のほか罪状認否も行われる。

 加藤前支局長が8月3日に産経新聞のウェブサイトに書いた朴(パク)槿恵(クネ)大統領に関するコラムをめぐり、検察当局は今月8日、加藤前支局長を情報通信網法における名誉毀損で在宅起訴。これまで出国禁止の延長を6回繰り返し、加藤前支局長は2カ月以上、出国できない状態が続く。

 韓国当局に対しては、言論の自由や人権への侵害などとする批判が国内外で起きている。加藤前支局長は今月1日付で東京本社への異動が発令されており、職務にも支障が生じている。

 加藤前支局長の弁護人は起訴前の9月30日にも、(1)記事などに関する資料は全て確保されており、証拠隠滅の懸念はない(2)一時出国しても逃亡の可能性はない-などとして、出国禁止を速やかに解除するよう求める文書をソウル中央地検に提出している。
(引用終わり)
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