王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

トルコ 米牧師を釈放! トランプ大統領と面会!

2018-10-14 07:18:54 | 米国(トランプ)関連
トランプ氏、釈放された牧師と面会 選挙に関する質問も
13日トルコ政府に拘束されていた米国の牧師が帰国しトランプ大統領と面会しました。
2016年にクーデターを指導した宗教家の宗派を支援した容疑で米国のキリスト教福音派ブランソン牧師がトルコで自宅軟禁されていましたが「禁固刑」未了のまま釈放されました。
まあ一応トランプ政権の圧力が功を奏したのでしょう。

ブランソン牧師は「世界中があなたのファンだ」と感謝の念を伝えたのは当然としてもトランプ大統領が同席していた牧師の奥様に「(選挙戦では)どっちに投票した?」と聞いたそうです。福音派はトランプ大統領の最大の支持基盤だそうで「中間選挙をかなり意識した」面会であった様です。
それにしても自国民釈放のためトルコの高級官僚の拘束とか経済制裁をちらつかせてまで交渉する米国は凄いなーと言うか羨ましい気もします。

トルコにはまだ3人大使館関連の米国人が拘束されている様でどうなりますかね?
米国内に居る(クーデター関連の)指導者のトルコへの引き渡し(要請)もあり今後まだ騒動の火種は残っている様に見えます。
美談だけでなく眉に唾を付けながら米トの交渉をしっかりと見守りたいと思います。


写真:牧師と面会するトランプ大統領

朝日新聞:
トルコでテロ組織支援の罪などに問われ拘束されていたキリスト教福音派の米国人牧師、アンドルー・ブランソン氏が釈放され、13日に米国に帰国した。ホワイトハウスで同日、ブランソン氏と面会したトランプ大統領は「長い間(トルコと)懸命に交渉してきた」と成果を強調。ブランソン氏は「あなたは本当に我々のために闘ってくれた」と応じた。

 トランプ氏は冒頭、「トルコの刑務所を出て24時間でホワイトハウス。悪くないな」と述べた。ブランソン氏に「世界中の人々があなたのファンだ」とした上で、トルコのエルドアン大統領への感謝の言葉を繰り返した。

 ブランソン氏の拘束を巡って、トランプ政権はトルコの閣僚に制裁を科すなどし関係が悪化していた。トランプ氏は「非常に大きな一歩だ。(トルコと)すばらしい関係になるだろう」と語った。

 ブランソン氏がトランプ氏の肩に手を置き、祈りを捧げる一幕もあった。

 キリスト教福音派はトランプ氏の最大の支持基盤。11月の中間選挙前に支持を固める大きな成果となった。面会したホワイトハウスの執務室には、ブランソン氏の家族のほか共和党の議員たちが駆けつけ、トランプ氏を称賛した。トランプ氏はブランソン氏の妻に「(大統領選で)どちらに投票した?」と聞くなど選挙を意識した面会となった。

 ブランソン氏は、トルコ政府が2016年に起きたクーデター未遂の「首謀者」とみている人物を信奉する組織を支援した罪などに問われた。トルコの裁判所は12日に禁錮刑の判決を言い渡したが、未決勾留日数を考慮して国外に出ることを認めた。(ワシントン=杉山正)
(引用終わり)
コメント
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