仲卸「寂しいけど、ありがとうだな」築地市場が営業終了
昨日6日午前で中央卸売市場「築地市場」が終了しました。この後新市場は11日から「豊洲市場」に移ります。
日本の4分の1に当たる1500トン/日の水産物を扱う日本一の市場でした。
戦前から83年で施設の老朽化と不衛生かつ現地での建て替えもならず「豊洲移転」となったものの「豊洲が東京ガスの跡地のためベンゼン他の科学物質が残留するところに新市場と言う政治的な案件」に巻き込まれた移転でした。
この話は豊洲移転後また問題となるでしょうから置いておくとして、舛添前知事の後を受けた小池都知事の「安全確認ができるまで移転中止」でこの2年移転が遅れていました。
小池知事は2017年の希望の党の発足と分裂で急速に政治的求心力を失い「本当に安全なのか?」は竜頭蛇尾な感じを受けます。とも角、6日で築地市場は閉鎖となりました。
施設老朽で不衛生だけど使い勝手が良い場所だったのですね。比較的若い人や後継者にめどが立つ仲卸は「豊洲」に映るようですが、築地の閉鎖を機会に「お店をたたむ仲卸」の店も結構あるようです。
止める方々の今後が落ち着きますようにそして新地に向かう皆さんに「商売繁盛の神様が付きますようにお祈りします」
ヨーシャンシャンシャン!!
写真:6日午前 最後の賑わい
朝日新聞:
「日本の台所」と称された東京都の中央卸売市場・築地市場(中央区)は6日、83年に及ぶ営業を終えた。業者らは午後から引っ越し作業を本格化させ、移転先の豊洲市場(江東区)は11日に開場する予定だ。
この日の取引量は水産1748トン、青果844トン。マグロは計874本が取引され、最高値は青森県大間産の438万5千円(速報値)だった。
場内は買い出し人や観光客でにぎわい、昼ごろまでに全ての店が営業を終えた。築地市場には国内の中央卸売市場の4分の1の水産物が集まり、卸売業者らが築いた「築地ブランド」は国際的な知名度もある。
ただ、施設は老朽化し、現地での再整備も進まなかったため、都は2001年に豊洲への移転を決めた。しかし、豊洲の予定地で土壌汚染問題などが相次ぎ、小池百合子知事が移転を延期。追加の安全対策工事を実施したうえで、今年7月に「安全・安心」を宣言。開業は2年遅れとなった。
市場内で60年以上店を営む水産仲卸大手「山治(やまはる)」の2代目社長、山崎康弘さん(49)は「これからもよろしく」となじみの客に声をかけ、「ここで育ったようなもの。寂しいけど、ありがとうだな」と振り返った。移転先の豊洲市場は温度管理や衛生管理を強化するため、外気が入らない「閉鎖型」の施設だ。山崎さんは「単なる物流センターにしないため、(良い魚を見定める)『目利き』の力を生かして頑張らないとな」と力を込めた。
(引用終わり)
昨日6日午前で中央卸売市場「築地市場」が終了しました。この後新市場は11日から「豊洲市場」に移ります。
日本の4分の1に当たる1500トン/日の水産物を扱う日本一の市場でした。
戦前から83年で施設の老朽化と不衛生かつ現地での建て替えもならず「豊洲移転」となったものの「豊洲が東京ガスの跡地のためベンゼン他の科学物質が残留するところに新市場と言う政治的な案件」に巻き込まれた移転でした。
この話は豊洲移転後また問題となるでしょうから置いておくとして、舛添前知事の後を受けた小池都知事の「安全確認ができるまで移転中止」でこの2年移転が遅れていました。
小池知事は2017年の希望の党の発足と分裂で急速に政治的求心力を失い「本当に安全なのか?」は竜頭蛇尾な感じを受けます。とも角、6日で築地市場は閉鎖となりました。
施設老朽で不衛生だけど使い勝手が良い場所だったのですね。比較的若い人や後継者にめどが立つ仲卸は「豊洲」に映るようですが、築地の閉鎖を機会に「お店をたたむ仲卸」の店も結構あるようです。
止める方々の今後が落ち着きますようにそして新地に向かう皆さんに「商売繁盛の神様が付きますようにお祈りします」
ヨーシャンシャンシャン!!
写真:6日午前 最後の賑わい
朝日新聞:
「日本の台所」と称された東京都の中央卸売市場・築地市場(中央区)は6日、83年に及ぶ営業を終えた。業者らは午後から引っ越し作業を本格化させ、移転先の豊洲市場(江東区)は11日に開場する予定だ。
この日の取引量は水産1748トン、青果844トン。マグロは計874本が取引され、最高値は青森県大間産の438万5千円(速報値)だった。
場内は買い出し人や観光客でにぎわい、昼ごろまでに全ての店が営業を終えた。築地市場には国内の中央卸売市場の4分の1の水産物が集まり、卸売業者らが築いた「築地ブランド」は国際的な知名度もある。
ただ、施設は老朽化し、現地での再整備も進まなかったため、都は2001年に豊洲への移転を決めた。しかし、豊洲の予定地で土壌汚染問題などが相次ぎ、小池百合子知事が移転を延期。追加の安全対策工事を実施したうえで、今年7月に「安全・安心」を宣言。開業は2年遅れとなった。
市場内で60年以上店を営む水産仲卸大手「山治(やまはる)」の2代目社長、山崎康弘さん(49)は「これからもよろしく」となじみの客に声をかけ、「ここで育ったようなもの。寂しいけど、ありがとうだな」と振り返った。移転先の豊洲市場は温度管理や衛生管理を強化するため、外気が入らない「閉鎖型」の施設だ。山崎さんは「単なる物流センターにしないため、(良い魚を見定める)『目利き』の力を生かして頑張らないとな」と力を込めた。
(引用終わり)