一昨日20日横浜市会は「IR誘致“カジノを含む総合型リゾート誘致”」を賛成多数で可決しました。
報道によっては「賛否こもごも」とか有りましたが市議会定数86の内、与党自公で52、野党(無所属を含む)34ですから正副議長を与党で出しても余裕の可決に間違いありません。
2017年の市長選(3期目)にはIR誘致には態度表明せず「誘致賛成だったのに隠れ誘致で選挙に勝った」と反対派は怒っています。しかも先月20日に誘致表明から1か月余りで「一般予算の補正案にIR関連費が入った補正予算案」が提出されたのですから「初めから誘致有きでないか!」と余計に怒っています。また誘致予定地の横浜の大物も大反対しています。
さて「カジノ付きリゾート」なんて箱もの企画がこれからも成功するモデルなんですかね?
先にも書きましたがカジノなんて市民の行政を扱う市議会なんかが扱えるものではありません! 絶対必要で堅気の人には出来ないのです。!! 怒り >
1:高級コールガール、上質の覚せい剤そしてカジノ運営に掛 る技術と資金が必要です。
2:上記を問題なくこなすには国家的大物の支援・バックアップが欠かせません!
3:そしてカジノがこけたら大型リゾート施設は無用の箱ものです。もう2000年前後のバブル崩壊でたくさん例を見ましたよね。そうこの風景はデジャビュー(いつか来た道)なんです。
横浜市はこんな難しい下品な企画に手を上げて欲しくなかったと本当に残念に思っています。 涙 >
幸い? 国は3ケ所を予定していて東京も全国で複数が考え中とか?!
最近ではIRに手を上げそうなのは苫小牧市、東京都、千葉幕張、大阪と長崎等も有りますから、横浜市がそんな品の無い企画に乗る事は有りません。
国の直営で地方自治体と相乗り(何だかオリンピック方式に似てますが)国家公安委員会が事務局で貧乏人など寄りつけもしない施設が当然必要なんですよ。マネーロンダリング大歓迎 なんてね!
話は戻って横浜市は1:評判の悪いはま弁(学校への配達弁当)2:待機児童0 これは員数ごまかしの様です。3:つい最近では金沢区の工場団地が台風15号にやられて大被害! 東京湾の又その内側の金沢湾の狭い地形に加えあんな低湿地帯の後に気休め程度の防波堤を作って囲っても台風程度で壊滅。
如何に企画力が無いかです。 涙 >
横浜市は議員定数の削減や一般予算の黒字化など地道にやるべき事が山積しています。
是非反対の意見を増やしたいものです。市民の皆さん 協力お願いします!
写真:林横浜市長
神奈川新聞:
◆「未来のため」「公約違反」
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を巡り、横浜市会は20日の本会議で、関連費を盛り込んだ一般会計補正予算案を可決した。各会派の議員らによる討論では、増収効果への期待や、長く「白紙」としながら突如、誘致に踏み切った林文子市長への批判など賛否が交錯。定員116人の傍聴席を埋めた市民らは可決の瞬間、やじを飛ばすなど、市会の判断を非難した。
一昨日20日横浜市は本会議
賛成の討論ではまず、「自民党・無所属の会」の山下正人氏が登壇。IRによる増収効果に期待感を示した上で、「『IR=カジノ』との報道に、市民がミスリードされている」と報道の責任に言及。「政治家は、未来のために不人気政策を考えないといけない」と力を込めた。
同じく賛成した公明党の斎藤真二氏は「市会での責任ある議論を通し、市民らの理解が深まるようなプロセスを経なければ、横浜におけるIRは実現しえない」とし、治安やギャンブル依存症の対策を推進することなどを求めた。
一方、反対の討論では、「立憲・国民フォーラム」の有村俊彦氏が市の決定過程が不透明だとし、「市民不在の市政運営だ」と市長を非難。年間最大1200億円の増収効果があるとする市の説明に対し、「一番の問題は、カジノが不振となれば市民サービスの低下を招く。市の財政運営そのものがギャンブル依存症になることだ」と反論した。
共産党の北谷真利氏も「カジノ収益は客が負けた金。住民の暮らしを破壊することによって税収を確保することは、地方自治体の財政施策として誤っている」と強調。子育て世代に選ばれる都市になるため、小児医療費の無償化や中学校給食の実施などに取り組むべきとの考えを示した。
井上桜氏(無所属)は市が示す経済効果などの数字は事業者がつくったものと指摘し、「これほど重大な判断の理由としながら、無責任極まりない」と市の姿勢を糾弾。また2017年夏の市長選で「白紙」を掲げて3選を果たした市長を「明らかな公約違反。市民をだまして当選したと言うほかない」と断罪した。市会に対しても、4月の市議選でIR誘致を公約にした議員が誰もいなかった点に触れ、「補正予算案を成立させれば、市民の不信感が市会全体に及ぶ」とけん制した。
小幡正雄氏(無所属)は正式表明前に、市会に説明がなかったことを「議会に対する背信行為だ」と問題視。太田正孝氏(同)は「(カジノ導入で)人格が駄目になる。“防波堤”を設けるのが政治だ」と再考を促し、豊田有希氏(同)は「IRが国家戦略というのであれば、国政の責任で行えばいい。市が国政に忖度(そんたく)し、『毒まんじゅう』に手を出すのは市民への背信行為」と非難した。平田郁代氏(神奈川ネット)はギャンブル依存症に苦しむ家族の実例を挙げ、「支援者の苦悩を理解していたら誘致しようという発想にはならない」とし、撤回を求めた。
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を巡り、横浜市会は20日の本会議で、関連費を盛り込んだ一般会計補正予算案を可決した。各会派の議員らによる討論では、増収効果への期待や、長く「白紙」としながら突如、誘致に踏み切った林文子市長への批判など賛否が交錯。定員116人の傍聴席を埋めた市民らは可決の瞬間、やじを飛ばすなど、市会の判断を非難した。
一昨日20日横浜市は本会議
賛成の討論ではまず、「自民党・無所属の会」の山下正人氏が登壇。IRによる増収効果に期待感を示した上で、「『IR=カジノ』との報道に、市民がミスリードされている」と報道の責任に言及。「政治家は、未来のために不人気政策を考えないといけない」と力を込めた。
同じく賛成した公明党の斎藤真二氏は「市会での責任ある議論を通し、市民らの理解が深まるようなプロセスを経なければ、横浜におけるIRは実現しえない」とし、治安やギャンブル依存症の対策を推進することなどを求めた。
一方、反対の討論では、「立憲・国民フォーラム」の有村俊彦氏が市の決定過程が不透明だとし、「市民不在の市政運営だ」と市長を非難。年間最大1200億円の増収効果があるとする市の説明に対し、「一番の問題は、カジノが不振となれば市民サービスの低下を招く。市の財政運営そのものがギャンブル依存症になることだ」と反論した。
共産党の北谷真利氏も「カジノ収益は客が負けた金。住民の暮らしを破壊することによって税収を確保することは、地方自治体の財政施策として誤っている」と強調。子育て世代に選ばれる都市になるため、小児医療費の無償化や中学校給食の実施などに取り組むべきとの考えを示した。
井上桜氏(無所属)は市が示す経済効果などの数字は事業者がつくったものと指摘し、「これほど重大な判断の理由としながら、無責任極まりない」と市の姿勢を糾弾。また2017年夏の市長選で「白紙」を掲げて3選を果たした市長を「明らかな公約違反。市民をだまして当選したと言うほかない」と断罪した。市会に対しても、4月の市議選でIR誘致を公約にした議員が誰もいなかった点に触れ、「補正予算案を成立させれば、市民の不信感が市会全体に及ぶ」とけん制した。
小幡正雄氏(無所属)は正式表明前に、市会に説明がなかったことを「議会に対する背信行為だ」と問題視。太田正孝氏(同)は「(カジノ導入で)人格が駄目になる。“防波堤”を設けるのが政治だ」と再考を促し、豊田有希氏(同)は「IRが国家戦略というのであれば、国政の責任で行えばいい。市が国政に忖度(そんたく)し、『毒まんじゅう』に手を出すのは市民への背信行為」と非難した。平田郁代氏(神奈川ネット)はギャンブル依存症に苦しむ家族の実例を挙げ、「支援者の苦悩を理解していたら誘致しようという発想にはならない」とし、撤回を求めた。