在沖縄米軍基地で7-11日に61人の新型コロナウイルスの感染者が確認されました。
昨日の記事では人数があいまいでしたが、県知事と在沖縄米軍の高官との間では人数は公表しない事となっていたようですが、知事の判断で公表に踏み切ったかの様です。
別紙によれば7月4日の米国独立記念日のイベントの一環で基地の外の公園であまり感染に留意もせずにバーベキューパーティーのような事を無許可で行ったことに端を発しているようです。
基地は「日米地位協定」によって、事実上日本国内の外国領土扱いですから「これから拡大抑制するにせよ」日本側に状況の提供はされないかもしれません?!
岩国かどこかであった「基地勤務の日本人の行動に何らかの制限が課せられたり」しませんかね?
7月22日に前倒しされたGo to 旅行 キャンペーンだって 沖縄の方に大歓迎かどうかわからない催しですよね! 2-3日前に見ましたが、埼玉から20名ほどの団体旅行が沖縄に行き2名が新型コロナウイルスの感染者とわかったとか読んだばかりでした。 医療体制が崩壊しないよう願っておきます。
写真:米軍基地のゲート
琉球新報:
【解説】在沖米軍基地で7〜11日に61人の新型コロナウイルス感染者が確認され、世界一の感染者を出す米国がフェンス1枚を隔てて存在する危険性が改めて露呈した。日本は水際対策として米国からの入国を拒否しているが、米軍については日本の基地に直接飛行機で入ることが可能だ。日米地位協定上、入国時には日本の検疫が適用できない。検疫や行政の感染対策が及ばない「ブラックボックス」としての米軍基地は、深刻な感染症の侵入リスクを沖縄にもたらす。 米軍は厳しい予防策を講じていると主張してきたが、今回の感染拡大で実効性の乏しさが明らかになった。今月4日の独立記念日も各部隊は規模縮小する方針を示していたが、関係者らは非公式に大規模なパーティーを催し、フェンスの外に繰り出している。クラスターにつながった恐れも指摘されている。今後、基地内の医療体制で対応できなくなった場合、基地外の病院を使う可能性もある。
米軍の方針を追認するだけで、地位協定の改定にも後ろ向きな日本政府の対応は、国内にいる米軍人や軍属の感染症に対して無策であり、県民の健康と生命が脅かされている。
米軍は11日、県が感染者数を公表することを認める姿勢を示したが、感染源や行動履歴についても透明性を高めることが必要だ。県は今後も、地域の安全と県民の生命を優先した積極的な行動が求められる。 (明真南斗) (引用終わり)
米軍の方針を追認するだけで、地位協定の改定にも後ろ向きな日本政府の対応は、国内にいる米軍人や軍属の感染症に対して無策であり、県民の健康と生命が脅かされている。
米軍は11日、県が感染者数を公表することを認める姿勢を示したが、感染源や行動履歴についても透明性を高めることが必要だ。県は今後も、地域の安全と県民の生命を優先した積極的な行動が求められる。 (明真南斗) (引用終わり)