別のローカル紙の記事と合わせると愛知銀行蟹江支店勤務の元行員の小母さんはパートから初めて10年で正行員そこから更に20年務めている間になんと過去数年にわたり計9246万5000円を着服したとみられると銀行が明らかにしました。
ネットからの写真 蟹江支店入口です
銀行は業務上横領で刑事告訴の方針だそうです。
取り敢えずは6月29日の500万円ですが、札の一部を5千円札に置き換えるというきちんと管理していればすぐばれる手段でした。
仮に100万円札の半分を5千円札に置き換えてもごまかす金は50万円。 100万円の束10個作らないと仕上がりません。
今回はそれでだませたとして、これまでの8千数百万円も同様の手口ですかね?
金が支店の「見せ金」で日々の決済に使われないとしたならともかく、信じられないような杜撰な現金管理でしたね。
上席の関係者も処分物でしょう。
ここまで書いて先月徳島の農協で、ここをクリック⇒貸付担当者が1万円の札束の中身を紙や小額紙幣に置き換えた(サンドイッチ状の)札束で着服していたのを交代2か月目の上席の方が見破った話がありました。
写真:愛知銀行 蟹江支店(ネットより)
毎日新聞:
愛知銀行の元行員の女性(60)=6日付で懲戒解雇=が勤務先の金庫から現金500万円を盗んだとして逮捕された事件で、同行は17日、元行員が数年にわたり計9246万5000円を着服したとみられると明らかにした。同行は業務上横領容疑で県警に刑事告訴する方針。
名古屋市内で記者会見した伊藤行記頭取は「内部管理体制の一層の強化を行い、信頼回復に取り組んでいく」と述べた。
同行によると、元行員は1999年にパート行員で採用。2009年に正行員となり、10年から蟹江支店で出納係として勤務していた。金庫の1万円札の束の中身を5000円札にすり替える手口で着服していた。生活費に充てたほか、家電製品や服飾品、高級ブランドバッグなどの購入、高級エステサロンなどに消費したと供述しているという。
元行員は7月中に定年退職を迎える予定だったが、県警に1日、窃盗容疑で逮捕された。【田口雅士】(引用終わり)