偶然2時過ぎにTVを付けたらTVニュースが自民党の総裁選挙を始めるところで、一時間ほど見てしまいました。
菅氏が官房長官のとき、安倍総裁後継として党内5派閥から推薦を得て、石破氏と岸田氏を追って自民党総裁選に名乗りを上げてから何の変化もなく3時20分過ぎには当選の確報が流れました。
地方票と派閥所属議員の支持票を単純に足すと菅氏の優位は疑うべくもありませんでした。議員総会中も、岸田氏を(陰ながら応援するため)菅氏の支持票からいくらか岸田氏に流れるのでないか? と解説するTVの解説者がいましたが、事前の石破氏2位想定をだいぶ盛り返して岸田氏が2位になったのはその辺の力学が働いたのかもしれません?!
選挙制度が違うので比べるべきもありませんが米国の目下行われている共和党と民主党による大統領選挙のダイナミックさに比べると意外さがまったく期待できないのでは自民党の支持者を減らす方向に働くのでないか?との気がします。誰が成っても変わらないかもしれませんが自民党支持者の中でダイアモンドの原石を探し出す努力が既成派閥とそれを取り仕切る二階幹事長にはありませんでした。
選挙の重みを知るため、ぜひ早期に解散をして、国民の真意を確かめる必要がありそうです。米中が政治的、経済的そしてその軋轢から限定戦争がありうるかもしれないと思われる時ですから、ぜひ政権のたらい回しでなく衆議院の解散総選挙で国民の選挙権の洗礼を受けてください。
お願いします。
写真:総裁選の勝利を両手を上げて答える菅新自民党総裁
共同通信:
自民党は14日、党大会に代わる両院議員総会を東京都内のホテルで開き、菅義偉官房長官(71)を第26代総裁に選出した。党所属国会議員394人と47都道府県連代表3人ずつが投票。菅氏が377票を獲得、89票の岸田文雄政調会長(63)、68票の石破茂元幹事長(63)を破った。16日召集の臨時国会で、安倍晋三首相(65)の後継となる第99代首相に指名。16日中に新内閣を発足させる。首相交代は7年8カ月ぶり。
菅氏は15日に幹事長ら党四役を選任。公明党との連立政権樹立の合意文書に署名する。16日午後、衆参両院本会議の首相指名選挙で、新首相に指名される。
菅氏は15日に幹事長ら党四役を選任。公明党との連立政権樹立の合意文書に署名する。16日午後、衆参両院本会議の首相指名選挙で、新首相に指名される。
(引用終わり)