昨日14日午後3時半過ぎに誕生した菅自民党総裁は同日、二階俊博幹事長を続投させる方針を決めたそうです。政調会長に細田派の下村博文選対委員長(66)、総務会長に麻生派の佐藤勉・衆院憲法審査会長(68)、選対委員長に竹下派の山口泰明・当組織運動本部長(71)をそれぞれ起用すると党幹部が明らかにしたそうです。
見事なまでの派閥人事でびっくりするようなことは何もありませんでした。
もともと菅新総裁は安倍後継を謳っていたわけですから、菅カラーがあるとしてもそれを出すことは難しいでしょうかね?
新内閣の下馬評では麻生氏が重職に起用の予定とか!
官房長官人事に新鮮味が多少出るかもしれません?!
今日の午後くらいから官邸の呼び出しに一喜一憂の方が増えるのでしょうね?
写真:自民党の菅義偉新総裁は14日、二階俊博幹事長(写真)を続投させる方針を固めた。
時事通信:
自民党の菅義偉新総裁は14日、二階俊博幹事長(81)を続投させる方針を固めた。政調会長に細田派の下村博文選対委員長(66)、総務会長に麻生派の佐藤勉・衆院憲法審査会長(68)、選対委員長に竹下派の山口泰明・党組織運動本部長(71)をそれぞれ起用する。党幹部が明らかにした。
石原派の森山裕国対委員長(75)の再任も固まった。総裁選で菅氏を支持した細田、麻生、竹下、二階、石原の5派閥のバランスに配慮した。15日に党役員人事を決定し、新内閣は16日に発足する。
菅氏は総裁選出後の記者会見で、新政権での課題に「規制改革」を挙げ、「改革意欲のある人、改革に理解を示す人を中心に人事を進める」と表明。「(人材は)いろんな派閥に散らばっている」とも指摘し、党内から幅広く起用する方針を示した。
官房長官には、竹下派の加藤勝信厚生労働相(64)や細田派の萩生田光一文部科学相(57)、菅氏と同じ無派閥の梶山弘志経済産業相(64)らの名前が挙がっている。自身の後任となる官房長官について菅氏は、「全体的に考えて総合的な力がある人が一番落ち着く」と指摘した。
総裁選勝利に貢献した二階氏と麻生太郎副総理兼財務相(79)については「極めて政権運営で重要な2人だ」と強調。引き続き国会運営の司令塔となる森山氏に関しては「政治経験も豊かで、能力を大変高く評価している」と語った。
菅氏が「安倍政権の継承」を掲げた経緯から、閣僚の多くが再任するとの観測も出ているが、菅氏は「首相が代わるわけだから思い切って私の政策に合う人を登用する」との意向を示した。
人事では、総裁選を戦った岸田文雄政調会長(63)、石破茂元幹事長(63)の処遇も焦点。これに関し菅氏は「総裁選が終わった時点で(戦いは)全て終了した」と述べたが、それ以上の言及は避けた。
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