今朝4日のブラウザで見つけた記事です。
釧路湿原を中心とした道東に多く生息する国の特別天然記念物のタンチョウのヒナが、北海道苫小牧市のウトナイ湖で育っているとの報告です。発表した日本野鳥の会によると、同湖を含む勇払原野一帯でのタンチョウ繁殖の確認は約140年ぶりという。
それだけ、みんなが野鳥の隅用環境の整備に手を貸した証ですかね?!
頑張って育って欲しいと思います。
写真:ウトナイ湖周辺で育っている親子とみられるタンチョウ鶴
毎日新聞:
釧路湿原を中心とした道東に多く生息する国の特別天然記念物のタンチョウのヒナが、北海道苫小牧市のウトナイ湖で育っている。発表した日本野鳥の会によると、同湖を含む勇払原野一帯でのタンチョウ繁殖の確認は約140年ぶりという。
同会によると、同会のレンジャーが常駐するウトナイ湖サンクチュアリで、5月26日にヒナ1羽と成鳥2羽を発見。9月5日には同じとみられる親子を湖周辺の農地で確認し、繁殖活動に影響ないと判断して公表した。
勇払原野でのタンチョウ繁殖は1881(明治14)年の文献記録を最後に確認されていない。近年、タンチョウの生息域は徐々に拡大しており、2013年以降は営巣・繁殖はなかったものの、成鳥がウトナイ湖に毎年飛来していたという。
同会の中村聡チーフレンジャーは「市街地に近くにもタンチョウが生息できる環境が残っている。周辺の農地に出てきて人目に触れやすくなるが、追いかけたりせず見守ってほしい」と話している。
タンチョウは今年、空知管内の長沼町でも繁殖が確認されている。【平山公崇】