日本ではこの2か月ほど米国の自由で開かれた南シナ海に中国が反発し、繰り返しADIZを侵犯して米国高官らの訪台に圧力をかけています。
昨日10日は双十節(台湾の建国記念日)で蔡総統により公的交流が断絶する中国との関係について、「現段階の両岸(中台)の急務は、互いを尊重する善意と理解の態度に基づき、平和的に付き合い、共存の道をともに話し合うことだ」と述べました。が日本ではあまり報道されることは有りませんでした。
10日双十節の式典で演説する蔡総統
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その、双十節の日にも中国軍機一機は台湾のADIZに侵入したそうです。
どちらかが手違いで攻撃すれば、小競り合いは必至です。
軍事衝突もさることながら、米国による共産党員並びに共産党参加の組織からの留学生のグリーンカードは認めないように成った他、高度IT技術の米国内での販売停止等で中国本土内で杭州のIT工場の倒産や房産公司(マンションデベロッパー)などの倒産が続発し市や州レベルの資金難が生じているようです。26日の大19回第5次全人代常務委員会にあわせ、トランプ大統領はいろいろsurprise を仕掛けるとの話があります。
一流紙(米日とも)のバイデン候補有利を覆すべくトランプ大統領が何をやるか、台湾初のニュースにも注意が必要です。
写真:9月中旬の状態(ネットより)
フォーカス台湾:
(台北中央社)国防部(国防省)は10日夜、中国人民解放軍のY8対潜哨戒機1機が同日、台湾南西の防空識別圏(ADIZ)に進入したと発表した。 この日は中華民国の建国記念日に当たる「双十国慶節」。蔡英文(さいえいぶん)総統は台北市の総統府前で行った演説で台湾の安全を守る決意を強調し、中国に対話を呼び掛けたばかりだった。 同部が公開した資料によると、中国軍機が台湾のADIZに入ったのは5日連続で、中国軍が台湾の周辺空域で活動を活発化させた9月16日以降では16回目。
(引用終わり)