米中の抗争で台湾への中国軍による武力侵攻もなしとはしない様子になってきました。名人の危機感の読みあいの様ですが13日 台湾の蔡英文総統が新竹市の楽山レーダー基地を視察しました。ここのレーダーは4000キロ先まで監視できると政府筋のyoutubeは豪語しています。
一方中国の習主席は広州巡視の一環として13日は潮州市の海軍陸戦隊本部を視察し、一説によれば‘’台湾進攻の命令を下し”同時に表向きには「戦争への備えに全精力を注ぐよう」などと発言したと伝えられています。
13日習近平主席 潮州の海軍陸戰隊視察と講話発表
余談ですが、この日以降は(追記:14日 深圳経済特区建立40周年記念の演説では)マスクをして体調が悪そうに見えたとの話があり”コロナ禍”にあったのでないかとの話もあります。(その後、すべての予定を取りやめ15日北京に引き返しました)
以下は海軍陸戦隊の写真 ネットより
強襲すれば、台湾はハリネズミの様に防衛的に武装して、手を出せば手ひどい反撃をするとyoutube では待ち構えていると語っています。
米軍も台湾海峡周辺に展開していますから、どうなりますかね?!
日本の尖閣諸島も作戦の一環で攻撃があるかもしれません?!
しっかり、用心だけはしていて欲しいものです。
写真:台湾 楽山基地
大紀元:
中国の習近平国家主席は10月13日、南部広東省潮州市を視察し、同市に駐屯する海軍陸戦隊基地を訪ね、「戦争への備えに全精力を注ぐよう」などと発言した。南シナ海など各海域で、中国軍が挑発行為を繰り返している中、習近平氏が中国版海兵隊の視察は注目を集めた。一方、同日、台湾の蔡英文総統は、国軍の軍事防御基地を視察した。
中国メディアによると、13日午前、習近平氏が海軍陸戦隊を訪問した際、「海軍陸戦隊は陸・海の精鋭部隊である。国家主権安全と領土、国家の海洋権益、国家の海外利益を守ることに重要な責任を負っている」と述べた。同氏は、「新時代の党の強軍思想」と「新時代の軍事戦略方針」を徹底的に行うことを強調した。
また、習氏は同部隊の兵士らに対して「戦争への備えに全精力を注ぎ、高度な厳戒態勢を保つように」と指示し、訓練レベルや実戦能力を高めるよう求めた。
同氏は「軍に対する党の絶対的な領導を堅持するよう」と要求し、「(党に対する)軍の絶対的な忠誠を確保しなければならない」とした。
時事評論家の沈舟氏は大紀元への寄稿で、習近平氏の発言は「危険なシグナルだ」と批判した。「中国当局の台湾への武力侵攻や南シナにおける軍事拡張の企み、太平洋で覇権を狙う野心を反映した」と指摘した。
一方、9月以降、中国軍の戦闘機や爆撃機などが頻繁に台湾の防空識別圏(ADIZ)に進入したことを受けて、台湾の蔡英文総統は13日、楽山レーダー基地を訪れ、空軍の「偵察捜査早期警戒センター」と防空部隊を視察した。
総統は、海抜2620メートルの山の上に駐屯し、台湾の国家安全を守る兵士に対して「感謝する」と述べた。また、「近隣諸国は最近、ミサイルやロケット弾の実験を数回行った。空軍の偵察捜査早期警戒センターはこれらの動きを迅速にできた」と称えた。蔡総統は、同センターと他の国軍部隊との連携で、台湾は「必ず、空からの脅威を防衛することができる」と中国軍を念頭に述べ、兵士らを激励した。
(引用終わり)