この方が前の政権でBrexita(EU離脱)に失敗し、後退した時、ボサボサの金髪に、大きな体でそれでいてにこやかで、浜爺は「この人が海賊船の船長で敵に真っ先に切り込んだら大いに戦果が上がったろう」と勝手に思いました。
7日首相官邸前で
Brexitを何とかやり遂げ、新型コロナ対策も何とか凌いだ頃、2月24日のロシアによるウクライナの侵攻が起きました。フランスのマクロン大統領とドイツのショルツ首相とは対応が異なり、対ロ強硬派(つまりウクライナへの軍事支援)を明確にして、2度もウクライナを訪問し、支援の姿勢を明確にしていました。6月末のG7サミットとマドリードのNATO首脳会議でも存在感が有りました。米国のバイデン大統領と並んで核戦争の回避を狙いつつロシア包囲網を形成していました。しかし内政面で問題が有った様で、新型コロナウイルス流行中に官邸でパーティを繰り返し行ったり閣僚のスキャンダルを隠す様な行為が有り月末には閣僚・官僚30数名が辞任し、ジョンソン氏の下野を要求したそうです。その結果、7日「ジョンソン氏は与党党首を辞任し、後継が決まるまで首相に留まる」様でした。今朝の別紙のニュースではロンドン郊外にある首相別邸チェッカーズでより豪華な披露宴を開く予定だった。 しかしこうなると公費で豪華結婚式が行えるかどうか? 議論が起きているそうです。プーチン大統領にとっては朗報でしょうね。戦争とはウクライナの戦場のみで起きているのでない事が良く分かります。
写真;7日首相官邸前のボリス・ジョンソン首相
AFP/BB News:
【7月7日 AFP】英国のボリス・ジョンソン(Boris Johnson)首相が7日、保守党の党首辞任を表明した。在任中の3年間、欧州連合(EU)からの離脱(ブレグジット、Brexit)や、新型コロナウイルスの流行、多くのスキャンダルといった波乱に見舞われた。
ジョンソン氏の指導力欠如を批判する閣僚や高官が今週、相次いで辞任したのを受けて、党首辞任を表明。ただ、次期首相が決まるまで、首相職にとどまる意向を示した。(c)AFP
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