28日の衆院議員補選で秒殺された岸田首相ですが、大いに反省して「政治資金規正法の改革」に大きく踏み切ると思いきや、1日には政府専用機でフランス、ブラジルとパラグアイ歴訪に出かけてしまいました。田崎史郎氏が選挙後は政治日程が詰まっていると言っていたことの一つですかね? 腹心の幹事長にしっかりと後を頼めればよいのですが、茂木幹事長は岸田首相の思惑とは別に「ポスト岸田で動いてるとか」話もありますので、留守中は何も改革に弾みは付きそうもありません。フランスでは今年度OECDの議長を務める岸田首相は同理事会の基調報告演説の前に2日午後(日本時間2日夜)、マクロン大統領と会談したと報じられました。
【自衛隊とフランス軍の相互往来と共同訓練実施をスムーズにする「円滑化協定(RAA)」締結に向けた交渉入りで合意した。インド太平洋地域への進出を強める中国をにらみ、日仏の安全保障協力を強化する】との事。
近く訪中の予定のマクロン大統領がどこまで本気でしょうか?
パリ五輪直前のフランスの本気度が気にかかります。
写真:会談前にフランスのマクロン大統領(左)と握手する岸田首相=2日、パリの大統領府(共同 )
共同通信:
【パリ共同】岸田文雄首相は2日午後(日本時間2日夜)、フランスのマクロン大統領とパリの大統領府で会談した。自衛隊とフランス軍の相互往来と共同訓練実施をスムーズにする「円滑化協定(RAA)」締結に向けた交渉入りで合意した。インド太平洋地域への進出を強める中国をにらみ、日仏の安全保障協力を強化する。RAA交渉入りは4カ国目。
フランスには今月上旬、中国の習近平国家主席が訪問する予定。首相は先んじてフランスと「自由で開かれたインド太平洋」実現への連携強化を図り、中国をけん制したい考えだ。
(引用終わり)