表題は15日「イスラエルとハマスが停戦合意」したとの報道です。
【15日、イスラエルとハマスが、ガザ地区での戦闘を停止し、拘束されている人質を段階的に解放することに合意したと報じました】とロイターの報です。
『後段で最初の6週間で、ガザ地区で拘束されている人質のうち、33人が解放される』と書き加えられています。
日本の識者の中でも「冷めた目でこの交渉を見ている方は”トランプ政権発足に合わせた出来レース”」と指摘する向きも有ります。
「バイデン大統領は”中東和平の仲介者”の名声を得る一方イスラエルは”停戦協定中にもレバノンでやりたい放題”の実利」を挙げ(親イスラエルの)トランプ政権に後を任せるだけ」との見方です。
中東和平のカギは尚「親パレスチナのサウジアラビアとイランが現状を認め、イスラエルのやり方を認めるか?」を確かめないと喜ぶのはまだ早いかも知れません。
写真:停戦合意を喜ぶパレスチナ人
FNNプライムオンライン:
複数の欧米メディアによりますと、イスラエルとイスラム組織ハマスは15日、停戦と段階的な人質の解放に合意しました。
複数の欧米メディアは、15日、イスラエルとハマスが、ガザ地区での戦闘を停止し、拘束されている人質を段階的に解放することに合意したと報じました。ロイター通信によりますと、最初の6週間で、ガザ地区で拘束されている人質のうち、33人が解放されるということです。
また、アメリカのトランプ次期大統領も自身のSNSに、「中東の人質の取引は成立した。彼らはまもなく解放されるだろう」と投稿しました。
ただ、イスラエル政府は、停戦交渉をめぐり、声明を出し、「枠組みのいくつかの項目はまだ最終決定されていない。今夜にも詳細が決定されることを望んでいる」としています。
2023年10月に始まったハマスとイスラエルの戦闘で、ガザの保健当局はこれまでに4万6000人以上が死亡したとしています。
2023年11月にも戦闘の一時休止と人質解放で合意しましたが、その後、イスラエル側が「ハマスによる攻撃があった」などとして戦闘が再開されています。欧米メディアは「いかなる停戦も脆弱なものになるだろう」と報じていて、今回の合意が恒久的な停戦につながるかは依然不透明です。
(引用終わり)
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