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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

エクソンモービル 給油所網 縮小へ

2010-10-02 07:58:51 | 経済
給油所網縮小へ=エクソンモービル(時事通信) - goo ニュース

極端な情報では「撤退」なんて文字も目に付きました。やがてはそうなるのかも判りません。

なにしろ平成16年度のガソリン需要6148万キロをピークに平成21年度は5751万キロと10%近くも減少しているのです。
今後も少子化とエコカーの普及で増加は望めません。
3年ほど前レギュラーガソリンの価格が急騰して1リットル150円を超える様な時もありました。アメリカ東海岸でのガソリン逼迫に元売会社が便乗して国内余剰ガソリンは輸出に振り向けて値上げを強行しました。
まあつけは直ぐ回ってきて「高すぎるから買わない。軽自動車に乗り換え」の形でドライバーの反発を受けました。

それやこれやで街中の小さな給油所が目に見えて減ったのが判ります。
今年になって日石とJOMOの本体が合併しましたね。
さてエクソンモービルはどうやって給油所網を縮小するのでしょう?
産経には「九州の400余りの給油所の営業権を売却」だそうです。
さてそれにしても400のうちエクソンモービル所有の給油所が1割の40ヵ所として残りは代理店所有のそれですから「営業権を売られた先の元会社」が気に入らなければ自分で仕入先を探さなければなりません。
これを機会に営業をやめる給油所が増えるかもしれません。
エクソンモービルが儲からないとすれば次は北海道ですかね。
世界一儲かっている会社の儲からない部分を拾うのはどこの資本系列でしょうか?
次の展開が見ものです。


時事通信:
米石油大手エクソンモービルの日本法人(東京)が、国内にある給油所の販売網の縮小を検討していることが30日、分かった。国内のガソリン需要が減少する中、化学製品の製造販売など他部門に注力し、収益性を高める考え。今後、系列店舗の規模の見直しを進める。

 日本国内のガソリン需要は、人口減少や車の燃費向上で減少しており、国内にあるガソリンスタンドは過剰が続いている。エクソンモービルは、日本では「エッソ」「モービル」「ゼネラル」の3ブランドで、4100店舗を運営。日本国内ではJX日鉱日石エネルギー(1万2500店)、出光興産(4300店)に次ぐ。(引用終わり)



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