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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

予算案 今朝4時前衆院可決

2011-03-01 08:19:01 | 政治
予算案未明の可決、首相「16人の採決欠席は残念」(朝日新聞) - goo ニュース

自公時代ですと2月中に予算案が衆院で成立すると年度内成立でホッとしたものでした。
それでも07年頃と思いますが衆議院では自公の与党が過半数、参院では民主の野党が過半数を占め「衆院先議でない議案は野党の反対を受けると成立しない事態に至りました。
俗に言う「ねじれ国会」の始めです。
この問題を解決する為、福田元総理と小沢元代表で「大連立構想」が纏まりましたが民主党内の反対で日の目を見ませんでした。
その後与党特に自民党は「ねじれ」に災いされ福田安倍麻生と短命政権に終わりついに09年9月には政権交代となりました。

さて話を予算案に戻すと「予算案」成立の目処は立ちましたがその財源を確保する「特例公債法案等」が別に有り「新ねじれ」で成立が危ぶまれています。

民主党が第2党の自民党の意見を聞いて政策に変更を加え歩み寄りによって「特例公債法案」の成立を計るのが王道ですが風評では第3党の公明党の同調を狙っているとか。
これでは多数を得る為の邪道ですね。
さあ菅首相はどう対処するでしょう。
「関係法案」成立のため菅降ろしをすれば自公政権末期の様に民主党による短命首相の乱立でしょうね。

何度も書きますが「国の国債と借入金の残高が919兆円」を超える事を無視して安定した国策は成り立ちません。
自公が「赤字国債」の発行を理由に与党案を否定するのは皮肉な事ですが「日本にとってとても重要な瞬間」です。
菅首相が「暫定予算」を組んででも「民主党の4K政策」を自民党主張と折り合いをつけられれば名総理になるのですがね。
衆院の小沢系16名は本会議欠席とか。
さあ岡田書記長は厳しくでられるでしょうか?
注目しましょうね。


朝日新聞:
菅直人首相は新年度予算案が衆院本会議で可決された1日未明、国会内で記者団に対し、予算案の採決に民主党の小沢一郎・元代表に近い衆院比例の16議員が欠席したことについて「残念ですね」と語った。16議員の処分の有無には言及しなかった。16議員は小沢氏の処分に反発して民主党会派から離脱表明。予算案の本会議採決には、それぞれの「自主判断」の形で欠席することを事前に決めていた。
(引用終り)

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