王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

突然の発表に日本陸連は困惑「寝耳に水」IOC、東京五輪マラソン札幌開催検討

2019-10-17 11:41:37 | 東京五輪
17日の朝 TVのニュースショーで 東京五輪のマラソンと競歩を札幌で行う様、IOCが16日に発表した事を話題に「あれこれ識者のコメンテーターが纏まりのない話をしていました」   冷や汗 >
まあ残る所東京五輪開会迄300日ですから、準備する方は「マラソンと競歩」の会場変更だけにしてもいろいろ問題は起きそうです。
誰の思いつきでしょうね?!
IOC会長は当然ですね。先月末のドーハ―の深夜マラソンを視察したとの情報もあります。
その下に東京五輪を仕切る統括者(事務局長風に見えます)
当然日本側は東京五輪準備委員会会長 森喜朗先生 その下にJOC 最近は山下さんです。小池都知事は開催地の首長で「今回の方針は15日までちーとも知らなかった」と明言しましたからこれより上の決めた事の様ですよ!!
そう東京五輪担当相が居たなーと思い出し調べたら「橋本聖子参院議員」でした。彼女の意見をどうこうと心配してる発言は有りませんから蚊帳の外の様です。
開催国の長、安倍首相は前回リオ五輪閉会式で「スーパーマリオならぬ安倍マリオまで演じたのですから一言あってしかるべき」かと思います?!
そもそもオリンピックが採算の取れる商業五輪に転換してからその金主(きれいな言葉で最大のスポンサー)は多国籍巨大メディアの握る所となりました。関係メジャースポーツの最高シーズンを避ける為、比較的それが暇な夏なら金を出すという仕組みです!!
2008年の北京五輪もあんなに暑い北京の夏に強行されたのですからね!
今更、何がドーハの気候は選手に苛酷と言えるのでしょう??
勿論ドーハは五輪競技ではありません。
IOC 会長は 「How dear you !」です。
あちこち調べたら分かり易い日本語にすると「良くそんなことを(ぬけぬけと)言うな!」とか「どの口が言うのやら!」てな感じの様です。
東京五輪を「おもてなしと言って日本が招致した時」も「それに乗ってIOCが東京に決めた時も東京の夏は暑く特にここ5-6年前から異常夏日が続いていたのですからね!」
安倍マリオが本気なら「該当種目については沿道に適切な気温降下装置か道具を用意しコースの気温28度以下を図る(要するに水をジャンジャン掛ければ良いのです)」とか宣言したらいかがですかね?
ここでIOCに譲って一部競技を札幌でやっても「東京でその競技をやる事に対する変更がもたらす費用増とか逸失利益或いは損害賠償等」を考えれば「コースに沿って塩ビのパイプを敷いて応急シャワー或いはミスト発生装置とか 選手の前を大型散水車が盛大に水を撒くとか何か方法が有る様な気がするんです」
札幌に競技を移しても最近の異常気象では「気温が30℃以下の確実な保証はありません」
立派に東京で真夏の五輪を成し遂げ「巨大マスコミ集団に一泡吹かせる気迫と根性を見せ併せて巨額の金に頼らない本来の世界五輪大会の精神に戻る機会になって欲しいものです!」
それはさておき、あと300日に迫った東京五輪をごたごたに巻き込む首魁は誰でしょうね? そしてその目的は何でしょうか?
眉に唾付けて」「しっかり見守らないといけません」

18日朝追記:昨日17日夕刻 森喜朗(東京五輪)大会組織委員長は「マラソンの札幌での開催はIOCの決定事項」と明言しました。まずは仕掛け人はIOCによるトップダウンでした。そして森会長は「余分な費用の負担に(日本は)耐えられない」と小さな声で言いました。 汗 >
でもこんなおねだりをタフな欧米人中心の組織に言ってみても「先に金を貰っておかないと実現しないでしょうね! 単に森会長の責任逃れの発言」としか聞こえません。 札幌市は「誰の懐で移転関連費用を賄うのでしょう?」
小池都知事が払う訳は有りませんから「結局はスーパー安倍の持ち出し」ですかね?
都民は勿論、日本中が「説明不足の決定に怒っています」
本当に「何が変更の理由でしょうか?」しっかり見守りましょうね!

写真:9月MGCで優勝した中村選手

デイリースポーツ:
国際オリンピック委員会(IOC)は16日、猛暑が懸念される東京五輪陸上のマラソン、競歩について、札幌で開催することを検討すると発表した。電撃発表に日本陸連の関係者は困惑を隠せなかった。「今、初めて知りました・・・。そういう話は全然聞いてなかった。現状では何とコメントしていいか」と、戸惑いを口にした。別の関係者も「寝耳に水です」と話し、対応に追われた。組織委員会関係者も「今、ニュースをみて関係者と協議している。陸連や札幌にも具体的な話はまだじゃないか」と、話した。

 マラソンは9月に東京五輪代表選考会のMGCを行われたばかり。東京の暑さやコースを想定して企画され、男女各2人の代表が決定した選考会だったが、大前提が崩れる可能性が出てきた。

 東京五輪についてはかねてから暑さが懸念されており、マラソンは午前6時、競歩は午前5時からのスタートとなっていた。ただ、今年の気象予報会社ウェザーニューズの女子マラソンが行われる8月2日の測定では、スタート時点で30度を超え、湿度も70パーセントを記録していた。

 9〜10月にカタール・ドーハで行われた陸上の世界選手権でも暑さが懸念されたため、真夜中スタートのレースとなったが、気温30度以上、湿度70〜80パーセントの悪条件となり、女子マラソンでは4割の選手が途中棄権。完走率は58・8パーセントで、過去最低の数字となり、東京五輪への懸念がさらに強まっていた。

 IOCによると札幌は五輪期間中の気温が東京よりも5〜6度低いという。変更案について、国際陸上連盟に通知。ホームページで「この計画は、2020東京大会の期間中、アスリート、役員、観客を保護するための包括的な対策の一部です」と、発表した。また、国際陸上連盟のセバスチャン・コー会長のコメントも掲載し「主催者と協力して来年のオリンピックの最高のマラソンおよびレースウォークコースを作成します」とした。(引用終わり)

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