24日付けの英各紙は、ヘンリー王子夫妻が公務引退後に移住した米国でのイベントで、米国大統領選に絡み「トランプ大統領を間接的に非難し民主党のバイデン候補を支持するような発言をし波乱を呼んでいる」と伝えたそうです。
王室は慣習的に政治的中立が厳しく要求され、王室関係者も「一線を越えた」などと米英関係への悪影響を懸念しているそうです。
浜爺がこの記事を読んだだけでは何が問題の発言なのかさっぱりわからないところでした。 しか―し、昨日たまたま見ていたTVニュースがこの報道絡みで英国王室専門家?成る方の解説をしている場面を見ましたので補足します。
実は、メーガン妃は民主党の副大統領候補であるカマラ・ハリス上院議員の熱心な支持者の様です。一部の方の見方ではハリス女史の副大統領への就任、そしてポストバイデンを考えるとメーガン妃も米国の政界進出も考えられるそうです。従ってその思考の上で、民主党とハリス上院議員への支持を「トランプ大統領を非難か揶揄する表現をしたとしたら、英国王室の一線を越えた」のかもしれません。一線を越えたかどうかは伝統に則る考えですから,メーガン妃がそこまで考えて発言するでしょうか?
参考までに下の方がカマラ・ハリス上院議員にして民主党の副大統領候補です。
こうして、極東の1ブログで取り上げられることも、ハリス女史の名を広める効果の一つかもしれません。
写真:ヘンリー王子夫妻
共同通信:
【ロンドン共同】24日付の英各紙は、ヘンリー英王子夫妻が公務引退後に移住した米国でのイベントで、米大統領選に絡みトランプ大統領を間接的に批判し民主党候補のバイデン前副大統領を支持するかのような発言をし、波紋を呼んでいると伝えた。王室は慣習的に政治的中立が厳しく要求され、王室関係者らは「一線を越えた」などと米英関係への悪影響を懸念している。
夫妻は、米誌のイベントにちなんだ公開動画に出演。メーガン妃が有権者に投票を呼び掛け、王子が「ヘイトスピーチやデマ情報、オンラインでのネガティブな行為を拒絶することが大事だ」と訴えた。
(引用終わり)