<大相撲夏場所>◇千秋楽◇26日◇東京・両国国技館で:
【小結大の里(23=二所ノ関)が、初土俵から所要7場所の史上最速優勝、さらには67年ぶりの新三役優勝を飾った】とマスコミ各紙が報じました。
春場所は尊富士の大活躍で盛り上がりましたが、けがで休場。それを埋め合わせる大の里の活躍で盛り上がっていました。
今朝もTVでNHKの朝ドラの後「羽鳥慎一モーニングショー」に切り替えると、話題の一つで「大の里の優勝」を取り上げ、能登半島の地震に対する地元(津端とか)を見舞いに訪問し、救援物資を届け、避難所にいた祖父に面会の場面や二所ケ関部屋での大阪月で二凡手を飲み、両手に大鯛を掲げて見せる映像まで流していました。初入幕7場所で優勝ですから、強いのは間違い無さそうです。
ご祝儀の場面ですから、これはこれとして、4月27日でしたか相撲協会から
【大の里が昨年9月に未成年力士と飲酒をしていたことが発覚。相撲協会執行部からは師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)とともに「厳重注意」の処分を受けた】ことを忘れてはいけません。 ⤵ ⤵ ⤵
大成する為には、肉体のみならず精神面の(決まりを守る、悪いことはしない等)鍛錬が親方ともども必要になってきそうです。
お祝いはお祝いとして「この師弟の精進ぶりを冷えた目で見守ってゆきます」
写真:優勝インタビューを受ける大の里(撮影・中島郁夫)
日刊スポーツ:
<大相撲夏場所>◇千秋楽◇26日◇東京・両国国技館
小結大の里(23=二所ノ関)が、初土俵から所要7場所の史上最速優勝、さらには67年ぶりの新三役優勝を飾った。単独トップで臨んだ1差の関脇阿炎戦に勝利。負ければ阿炎らとの優勝決定戦に回る可能性があったが、12勝3敗で初優勝を手にした。
優勝インタビューは以下
−今の気持ちは
「1、3月と惜しいところで優勝を逃した。チャンスをものにできてうれしい」
−優勝した瞬間は
「歓声がすごくて優勝したんだなと、改めて思った」
−土俵下ではどんな思いだったか
「昨日(師匠の二所ノ関)親方から“優勝しても喜ぶな”と言われていたので、冷静に冷静にと」
−お父さんが涙を流していたが
「うれしいですね」
−1年前に入門して、1年前の春まで大学生だったが
「1年前に優勝は想像していなかった。うれしいです」
−改めて賜杯を抱いたときの気持ちは
「本当に(新入幕の)1月場所から幕内優勝が夢から目標に変わった。目標達成できてうれしい」
−今日はどんな気持ちで臨んだか
「冷静にいつも通りに朝を迎えた。国技館に来るのもいつも通りだった」
−新小結の場所だったが
「番付が上がった中、自分の中で初めてのことだらけ。その中でいい成績を残せて良かった」
−(地震に見舞われた故郷の)石川県の方々も喜んでいると思うが
「こうやって優勝する姿を石川県の方に見せられてうれしいです」
−新三役で2桁勝利。大関昇進の起点にもなったが
「これからしっかり親方の言うことを守って、上へ上へと精進したい。本当に強いお相撲さんになっていきたい」
(引用終わり)