江戸下町が舞台の人情噺短編六篇
一篇に前世に自分が生まれ育った家を訪ねると言う直木賞作家さんの有名な小説に類似する話が出てくる
たぶんこの手の話は直木賞作家さんのオリジナルじゃ無くて他にも昔からあったんだろう
最終章、隠善資正の娘・・
吟味方同心の隠善資正は16年前18歳の奉公人に乱暴の上妻を殺され
攫われたのか3歳の娘は行方不明になった
その後、後添いを貰い二人の子供を授かった
隠善が仕事絡みに知ったいかがわしい飲み屋に先の妻に顔が似通った娘がいた
その娘の事がどうしても気になり何度か店に通っているうちに
その娘が実の本当の娘だと言う事を確信する
最後はその娘を身請けして自宅に引き取るんだけど
娘が実の娘だと分かった時のやりとりが泣かせるんだ
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