安全問題研究会(旧・人生チャレンジ20000km)~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

公共交通と原発を中心に社会を幅広く考える。連帯を求めて孤立を恐れず、理想に近づくため毎日をより良く生きる。

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●管理人の著作(いずれも共著)
次世代へつなぐ地域の鉄道——国交省検討会提言を批判する(緑風出版)
地域における鉄道の復権─持続可能な社会への展望(緑風出版)
原発を止める55の方法(宝島社)

●管理人の寄稿
規制緩和が生んだJR事故(国鉄闘争共闘会議パンフレット「国鉄分割民営化20年の検証」掲載)
ローカル鉄道に国・自治体・住民はどう向き合うべきか(月刊『住民と自治』 2022年8月号掲載)
核のない未来を願って 松井英介遺稿・追悼集(緑風出版)

●安全問題研究会が、JRグループ再国有化をめざし日本鉄道公団法案を決定!

●安全問題研究会政策ビラ・パンフレット
こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
私たちは根室線をなくしてはならないと考えます
国は今こそ貨物列車迂回対策を!

【管理人よりお知らせ】久しぶりの原発問題講演を行いました

2021-03-22 21:55:22 | 原発問題/一般
管理人よりお知らせです。

3月21日(日)、札幌市内で久しぶりに原発問題での講演を行いました。当ブログ管理人は、JR北海道の「10路線13線区」問題が深刻化して以降、鉄道問題では何度も講演をしてきましたが、妻が反原発市民団体の役員をしていることもあり、原発問題での講演は妻のほうが専らで、私自身は2014年9月に「さっぽろ自由学校 遊」で行ったのを最後に機会がありませんでした。

今回、福島第1原発事故から10年を迎えるのを機会に、久しぶりに講演の声がかかりました。当ブログ管理人としては、実に6年半ぶりです。本当は事前告知をしたかったのですが、新型コロナウィルス変異株の拡大が続く中、事前告知をして会場が満員になるようなことがあってはまずいとの判断から、今回は当ブログ管理人としては一切、事前告知を行いませんでした。しかし、主催者の地道な努力のおかげで、講演会には、ソーシャル・ディスタンスを確保しつつ17名の方が参加しました。

当日、使用したスライド資料「原発事故からもう(まだ)10年~福島の現状とこれから」を安全問題研究会サイト内「原発問題資料集」コーナーに掲載しました。大手メディアが報道できない内容を中心にしています。甲状腺がん問題など、賛否が大きく分かれる問題にも踏み込んでいます。

今、菅政権は脱炭素を旗印に原発再稼働を狙っています。「二酸化炭素さえ出さなければ何でもグリーン電力だ」として、原発さえも「グリーン電力」に加えるようなごまかしが始まろうとしています。多くの子どもたちを初めとする福島県民を病気や不安、ストレスや分断に追いやり、何万人もの県民がふるさとも生活の糧も失ったまま、避難生活を続けたい人は無理やり居住先から追い出される一方、帰りたい人は帰れない。こんな事態を生み出し、10年経っても解決の糸口すら見いだせない状態に追いやった原発がグリーン電力などということは間違ってもあり得ません。

どんなに脱炭素が重要であっても、原発という選択肢だけはあり得ないのだということを理解していただくために、この資料を作成しました。当日の会場のみなさんの反応を見る限り、当ブログ管理人のこの目的は達成できたと考えます。

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