デカールを貼り終えました。心配していた砲塔サイドの滑り止めの処理をした部分はマークソフターを少し多めに塗って無事に貼れることが出来ました。
一晩乾燥させてからつや消しコートを吹き、チッピング、ウォッシングへと進みたいと思います。
メルカバの細部の塗り分けを終えました。
まずはフィギュアから片付けていきます。ベースは全てラッカー系で塗りました。
ラッカー系で塗っておけばウォッシングやウエザリングが楽なのは車体と同じですね。
▼転輪ゴム(タイヤブラック)の塗り分けとセンター部分にあるグリスポイント(赤)を塗装します。
全てラッカー系です。後工程で使用するアクリル系、エナメル系ともに気兼ねく使用できます。
▼車体の細部の塗り分けもほとんどラッカー系で塗装しました。バフとセミグロスブラックはアクリルです。
▼砲塔に付ける予備履帯はサフを塗装した時、マスキング 両面テープにつけたまま捨ててしまい、何とかそれを思い出してゴミ箱から慌ててサルベージしました。危なく紛失するところでした。
前照灯はブラックのみ塗装してあります。ホワイトは最後に塗装する予定です。
▼予備履帯、牽引ロープはダークアイアンで。機銃、スコップ、泥よけはNATOブラックです。この辺は後ほどドライブラシをかけます。
後部ラックから砲塔側面に取り付けてある水糸のロープは塗装中に取れてしまい、瞬間接着剤で再度接着しています。プラ部品と芋付けなのでちょっと力が加わると取れそうなので怖いですね。また取れそうです。
▼後部ラックに乗せる装備品はM60A1の時に使った残りを適当に選んで使いたいと思います。
米軍なんですけど(汗)......。バック類を中心に使いましょうか。
デカールまで進みませんでした。
今になって気がついたのですが、デカールを貼る部分まで滑り止めの処理をしてしまっているんですよねえ。
これ多分、いや絶対貼りにくいと思います。参ったなあ。
メルカバの基本塗装に入ります。まずはタミヤサーフェイサーを吹きました。
▼サフ吹きの後は必ずニードルを抜いてサーフェイサーを吹き取っておきます。
今回の基本色からハイライト色の塗装のケースなどの場合はニードルの掃除をせずにそのまま続けてしまいますが、サフを吹いた後はそのまま続けると目詰まりを起こすので必ず拭き取っています。
私の場合、指の変形の病気のためレバー トリガー式のシングルアクションのエアブラシなので簡単にニードルが抜けます。ダブルアクションの方が細吹きや吹き加減ができるのですが......残念ながら今は置いてあるだけになりました。
▼さて、シャドウとしてクレオスのダークイエローのカラーモジュレーションセットのシャドウ色を流用しました。
▼ベースカラーはクレオスのC528 IDFグレー1(シナイ半島)にC529 IDFグレー2(ゴラン高原)を少々足しています。なぜ足したか? なんとなく少し色に深みを出したかったのが理由なんですが、あまり出なかったようでした(残念)。
▼続いてホワイトを足してハイライト1として塗装しました。
今回はカラーモジュレーションではなく基本色に少々のホワイトを足して光のあたる面に対してハイライトとして塗っていくことにしました。
▼さらにホワイトを足して吹いていきます。側面に対してはカラーモジュレーション的に上面を明るくして下面に向かってグラデーションになるように吹いていったつもりですw(一応そんな感じで)
▼最後は基本色よりややホワイトが多いくらいの割合の色で上面をスポット的に吹きました。
このあと細部を塗り分けてクリアコートをしてデカール貼りに進みますが、滑り止め表現で当然表面がザラザラになっているのでウォッシングをどのようにやるか思案中です。
車体上面の滑り止めの表現をタミヤテクスチャーペイントでつけます。
瓶から出したそのままの状態を筆に取り、車体に叩きつけていきました。
▼パネルラインの溝がふさがらないよう詰まったテクスチャーペイントを爪楊枝でかき出していきます。
▼こんな感じになりました。なかなか均一に塗るのは難しいですね。一晩おいて乾かします。
明日は応援するサッカークラブ、横浜F・マリノスの試合観戦に息子と行きます。
現在、勝ち点差1でJ1第3位。残り4試合、15年ぶりの優勝に向けて全力で応援します。
ちなみに12月7日の日産スタジアムでの最終戦のチケットもゲットしています。
メルカバの組立が終わりました。
転輪、サイドスカートは塗装工程を考慮して取り付けていません。
砲塔に付く予備履帯2ケはデカールを貼ってからの取り付けになります。
担架は車体の塗装後に車体後部へ接着となります。
▼古いキットなのでややパーティングラインが強めな感じ。修正がちょっと面倒臭かった。
砲身は貼り合わせた後の修正に手間どりましたが、完全に修正できていないかもしれません。
サーフィサーを吹いた時点でもう一度確認する予定です。
やっちまったのが(大げさな)砲塔後部のバスケットに這わせる長めのワイヤー部品です。
曲げる指示があったのでちょっと曲げようとしたらあっけなく折ってしまいました。
▲こんな長いプラ部品をほぼ直角に曲げるのは無理があると思いますが、どうでしょう。
私はしっかり折りましたが、折らずに曲げるとすればお湯につけてからゆっくりとやれば大丈夫かもしれませんね。
仕方がないので水糸で代用しました。
水糸はリンク先の「AFVモデラーの巣」の無限軌道さんが使っていたので、私も使わせていただきました。
次回はテクスチャーペイントで滑り止めの表現をし、塗装作業に入りたいと思います。
おまけ
メルカバ用の塗料や残量が少なった塗料などを補充するついでに「響」を仕入れちゃいました。
イスラエル軍の車両を初めて作ります。タミヤから発売されているのはメルカバの初期タイプMk.Iです。
確か1980年の中頃に発売されたキットですね。初めてこのキットを見た時、独特というか斬新というかとにかくすごく興味をそそられました。
と言う訳ですぐに買って作った覚えがあるのですが、どのように完成させたかは覚えていません。
もちろん完成品も残っていません。
多分、塗装は缶スプレー。細部の塗り分けは程々で、墨入れも無し、もちろんウエザリングなんて考えもしなかったと思います。
▼模型を中断して20年、出戻りから10年後の今、30年の時を経て(オーバーな!!)また作ることになりました。
タミヤなのでグングン進みますw 1日で足回り、車体上部が終わって砲塔の組立に入るところです。
タミヤのキットには滑り止めが施されていません。
たぶんキット制作のための取材時にはまだ実車にも施されていなかった可能性があるのでこれは仕方がないでしょう。
とはいえどのようにして表現するか? ネットを検索したところ、モデラーの皆様、さすがですねえ。
テクスチャーペイントを利用している方がいらっしゃいました。それをパクって参考にして進めたいと思います。
週末にかけて天気が崩れるようです。
このような塗装ができない時は、毎度のことながらお手つきをバンバンしていきます。
おまけ。
オペルブリッツのエンジンフード横についているシャベルとツルハシの柄の角度を間違えていたので修正しようとしたところ、見事に折ってしまいました。0.4mm真鍮線に付け替える時にサイドミラーの柄も折ってしまいました(オイオイ)。
というわけでサイドミラーの柄も0.3mm真鍮線に付け替えです。