はじめの戦車模型づくり

老眼に悩みながらもとにかく完成させることを目指します! 2009年3月8日開設

M42 DUSTER タミヤ 1/35 #13 完成

2024-11-08 22:24:43 | M42 DUSTER タミヤ 1/35

M42
第7師団第7高射特科連隊
202X年10月某日 東千歳駐屯地内 試射練習

202X年、東アジア地域の大国が台湾を中心とする東シナ海地域の海上封鎖に踏み切った。
各国は海上輸送を行う自国船の安全を担保するために、やむを得ず警備行動を取り始める。
そんな状態の中、北方の脅威も高まりドローン対策として不足する対空兵器の補充のため、一時凌ぎではあるが、
1994年に退役となったM42の再配備に備えて東千歳駐屯地内において試射を行なった。
以上は完全なフィクションです。地域ひいては世界の平和秩序が保たれるよう心から願っています。

タミヤオールドキットM42が完成しました。
初版が今から半世紀以上も前に発売されているので、素組みをベースにしている私もさすがに今回は多少の修正および手を入れました。
修正点は、
省略されている前部ハッチの取っ手を真鍮線で追加、
付属のジェリ缶を連合軍アクセサリーキットのものに交換、
排気管取り付け部の底板の追加および排気管の取り付け位置の修正
車体下部のモーターライズの痕跡の修正などです。
キット付属のボフォース40mm砲弾は、貧弱な造形の砲弾がバラで8本付いているだけでしたので、
ここはアフターパーツとしてAFVクラブの「ボフォース/M42 40mm機関砲用砲弾&弾薬箱セット」を別途購入して装備しています。
この追加装備の効果はとても大きかったと自己満足しております。
当初はベトナム戦車両と設定して塗装したため、陸上自衛隊車両としてはかなり激戦を経たような状態となってしまいました。
完成品が自衛隊らしからぬ車両状態となってしまったので、むりやりタイトルのような設定を作り出してしまいました。
稚拙な修正と最後のセミグロスコートで表面が荒れてしまった完成品ですが、ご笑覧くださいませ。

 

▲▼実は自国の陸上自衛隊車両を完成させたのは初めてです😅
日の丸が眩しいです。

 

▲▼履帯はキット付属のベルト式履帯。AFVクラブの連結履帯もありますが、キットの履帯でも悪くはないのでそのまま使いました。
コスパを考えて40mm砲弾と砲弾箱の方を優先しました😄

 

▼マフラーからのスス汚れは、ガソリンエンジンにしては付け過ぎの感がありますが、そこは雰囲気ということでご勘弁を。

 

▼足回りは、Choro-Poo氏のピグメント主体のウエザリングを試みましたが、本家には及ばない出来です。
それでも自分なりになかなか自然な感じに出来たかな、と自己満足しております。

 

▲▼AFVクラブの40mm砲弾は予備弾ラックにはぴったりの寸法ですが、肝心の機関砲の装填部のスペースが足りなく収まりません。
仕方がないので装填部前部にある砲弾抑えの中心を削り取って収めています。
機関砲の装填スペースより砲弾が長い状態ですが、この際、見た目を優先しました。
やはり砲弾がきちんとセットされていると雰囲気がグッと上がると思います。

エンジンデッキ上に砲弾箱が散乱しています。デカール数が多くて思ったより時間がかかりました。
このデカールはAFVクラブらしからぬ柔らかさで、貼りやすかったです。
写真をアップして今更ながらですが、ちょっと綺麗すぎる感じです。ピグメントを少しまぶせば良かったかなと思いました。

 

▼40mm機関砲の可動部は、キットのままでは緩くておじぎをしてしまうため、マスキングテープを一巻きして直径を稼ぎました。
その甲斐があって対空姿勢を維持できました。

 

▼自衛隊の個人装備を持っていないので、後部にあるシート類2つは連合軍アクセサリーセットから拝借してしまいました。

完成写真は以上です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

コメント (11)
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M42 DUSTER タミヤ 1/35 #12 40mm砲弾と弾薬箱

2024-11-04 17:17:01 | M42 DUSTER タミヤ 1/35

横浜DeNAベイスターズが昨晩、日本シリーズで4連勝し、見事日本一となりました😄🎉
98年のマシンガン打線を彷彿させる怒涛の得点力でなんと11−2で勝利‼️‼️
26年ぶり3度目の日本一です。選手・監督・関係者の皆様、日本一おめでとうございます!!

 

さて、表題に戻ってM42 DUSTERです。

▼注文していたM42に搭載されているボフォース40mm機関砲の砲弾と弾薬箱が届きました。
AFVクラブ製で価格は税込2,280円でした。AFVクラブはM42ダスターを発売していますので、その関連品として発売しているんでしょうね。
なお、M42用の連結履帯も発売していますが、このオールドタミヤキットにそこまで費用をかけるほどではないと判断して買いませんでした。
キットのベルト式履帯でも悪くない出来と思ったこともあります😄

 

▼キャラメルパッケージの裏面は、組立と塗装の指示、そしてデカールの貼り位置が出ています。
一番上の弾薬箱(大)は、完全な箱組なので組立にはちょっと神経を使いそうです。

 

▼パーツ紹介です。スプルーの表示から初版は2012年の発売とわかります。
内容は、このスプルーが4枚入っていました。
これを買う時、M42は2010年に1,890円で買っていて、それに2,280円の砲弾はちょっとお金をかけ過ぎかなとも思っていました。
けれど購入して中身を確認するとスプルー1枚で1両分を賄えることも可能だとわかったので、それほど高い買い物でもないなと思い直しました。

 

▼デカールです。キットがどんな保管状態だったのかわかりませんが、ちょっと湿気を含んだのか生産されてから年月が相当経っているせいなのか、台紙がヨレていました。
左下デカール番号22のあたりがそうです。

 

▼組み立ててM42に砲弾を装備してみました。写真を見てもわかる通りキット付属の砲弾と比べると長さが長過ぎます。
というよりタミヤの40mm砲弾装填部の寸法が正確ではないのではと思います。
タミヤよりずっと後に発売したAFVクラブのM42用の砲弾なので、タミヤよりそっちの方が正確だと思えるのがその理由です。
しかし、不思議なことに砲塔側面に二ヶ所ある予備砲弾ラックのスペースはピッタリなんですよね。
まあ、装填部にセットする砲弾は短く切って収めるしかないかなと思います。

今回はここまでです。次回は完成写真をアップしたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

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M42 DUSTER タミヤ 1/35 #11 細部の塗り分けと仕上げ

2024-10-19 18:01:18 | M42 DUSTER タミヤ 1/35

昨日は午後七時半から始まる横浜F・マリノスの試合を新横浜の日産スタジアム(横浜国際総合競技場)で観戦してきました。
結果は0ー0のスコアレスドロー。相手はリーグ戦でマリノスと同じ4連敗中のアルビレックス新潟でした。
今のマリノスのチーム状態はよくありません。
試合を観ててマリノスはあいかわらず動きは鈍いし、課題の守備も改善されたとは思えませんでした。
こっちも良くなかったけど、新潟の調子も良くなかったことに助けられた感があります。
なんとか勝ち点1を得ました。負けなくてよかったです。今シーズンの目標は残留です(悲)。

 

さて、本題のM42は今回でほぼ出来上がりました。
あとは注文している40mm弾と弾薬箱を備え付ければ完成となる予定です。

 

今回の作業を振り返っていきます。

▼油彩ローアンバーでスミ入れ、ウォッシングをしました。

 

▼砲塔内のウエザリング、ピグメント2種とアクリル塗料でドライブラシをしています。

▼関東ローム層を意識して、P025Standard rustを使ったら赤味が強すぎました。そりゃあサビでは強すぎますよねえ。
失敗しました😓  兵員が動き回って塗装がハゲた状態としてファレホでドライブラシしておきました。
隅っこには少しピグメントを目立つように置いています。

 

▼前照灯は指定通りに塗っています。

▲Vic hobbyのホワイトとブラックを使いました。

 

▼マフラーを劣化させました(笑)

▲▼Vic hobbyのラスト(錆)色の数色をランダムに筆塗りして、塗料が乾かないうちにクレオスのウエザリングパステルのラストオレンジをまぶしました。
煤汚れは同じくチャコールブラックを筆で排気口にこすりつけ、リアスカートにも排気ガス汚れをつけておきました。
ディーゼルエンジンではなくガソリンエンジンなので、これほど汚れないかもしれませんが、そこは雰囲気ということでご勘弁を😅

M42は、最初に触れたように今回で一応キリがつきました。あとは砲弾と弾薬箱待ちです。

 

▼現在発売されているこのキットは米兵が3体付いているようですが、私が購入したキットにはついていませんでした。
いつからフィギュアが付くようになったかはわかりませんが、消費税が5%時の時に買っていますので、それ以降に変わったのでしょうね。
陸上自衛隊仕様にしたので、米兵が付いていても使いませんでしたが、代わりに陸自隊員のフィギュアを在庫から探してみました。
予想通り、それほどありませんでした。

戦車の在庫は60式、72式、90式とありますが、どれも戦車兵なのでオープントップの対空車両にはマッチしません。
イラク派遣隊員も国内ですので、使えません。残るはオートバイ偵察セット。少しムリクリですが車両のそばに置きましょうか。
迷彩服、細かそうですし止めようかな、とも少し悩んでおります。

今回はここまでです。次回はM247 YORKの塗装に取り掛かりたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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M42 DUSTER タミヤ 1/35 #10 埃付けとチッピング

2024-10-16 20:41:13 | M42 DUSTER タミヤ 1/35

M42の続きです。

チッピング作業をしました。
写真は今回の作業終了時のものです。

 

▼チッピングをする前に車体へ埃づけをしました。
足回りを派手に汚した割には、車体につく泥や埃が少ない気がしたので、バランスを取るためにチッピングをする前に車体を軽く汚しました。
タミヤアクリルXF-57バフにXF-52フラットアースを混ぜた埃色でエアブラシしました。溶剤はアクリルにしています。
0.2mmダブルアクションのエアブラシを使って、フワッとした感じになるように吹いています。

▲▼すでに汚している足回りに塗料がかからないようコピー紙で足回りを覆って作業しています。
コピー紙で試し吹きができたので、作業がとても楽でした😄
実際はこの写真を撮った後に、もっと埃をかけています(吹いています)。

 

▼いつものようにチッピングはまず浅い傷からつけました。
Vic hobbyのフレッシュライト1を使い、スポンジチッピングをしています。
この前買ったウエザリングスティックのスポンジに塗料を付け、ティッシュにポンポンと叩きつけて塗料を充分とってから、車体へスポンジを軽く触るようにして傷色をつけていきました。

 

▼次に浅い傷の上に重なるようにして、深い傷をつけて(塗って)いきます。
Vic hobbyのチッピングブラウンを使いました。塗りやすいようにリターダーを混ぜています。
最初は細筆で行い、次に浅い傷の時と同じようにスポンジを使いました。

 

▼わざと浅い傷が残るように深い傷をつけています。

▲▼自衛隊車両ですが、かなりハードにチッピングをつけています。

今回はここまでです。次回はスミ入れ、ウォッシングに進みたいと思います。
今日、40mm砲弾、弾薬箱のセット品を注文したショップから入荷は今月下旬の予定という知らせが届きました。
本体の方が先に完成しそうなので、完成写真は砲弾を待ってアップしたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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M42 DUSTER タミヤ 1/35 #9 履帯

2024-10-14 19:00:12 | M42 DUSTER タミヤ 1/35

世間は3連休ですが、年金生活者の私は毎日が日曜日。
時々、曜日がわからなくなる困ったジジイです。
さて、そんな3連休ですが、模型は思ったほど、と言うか全然進展しませんでした。
土曜日の午前中は散歩のついでに図書館に本を返却した後、洗車をしたら疲れてしまい、模型はお休み。
結局午後は、撮りだめしていたテレビの録画を見て終わり。
日曜日は散歩がてらにイオンで軽く買い物をして、午後は海外モデラーの製作動画を見ていたら夕方になってしまいました。
今日は昼すぎに日産ディーラーに野暮用があり、戻った2時半くらいからやっとM42の作業をしました。
なので3日間のうち、模型は今日の3時間ほどの作業時間でした。

はい、というわけで今回は履帯のウエザリングだけとなりました。
予定していたチッピングは次回へ持ち越しです。

▼ウエザリングが終わり、車体にはめた状態です。
タミヤのベルト式履帯は、オールドキットの初版などは塗装不可のものが多いですが、このキットは再販品なので塗装は大丈夫でした。
長さも問題がなかったので、無事装着できています😄
往年の名作T-34シリーズは、この長さがちょっと短くて装着時に起動輪や誘導輪の車軸が折れるのではと思った経験があります。
T-34はそのベルトが唯一の弱点というか、泣き所ですね。この履帯こそ別売りの可動履帯の必要性を感じます。
話がそれてしまいました。このDUSTERもM42用の連結履帯がAFVクラブから発売されていますので、それを流用することは可能でしょう。
ですが、本体と同じくらいの価格なので買いませんでした。このキットは消費税が5%の時代に¥1,890(税込)で購入しています。
そしてキット付属のベルト式履帯でもディテールは悪くなく、半世紀以上前に発売されたと思えば、むしろ良い出来だと思うので自分はこれで満足しました😄

▲▼転輪類や車体下部のウエザリングと色味や表面の状態が溶け合うように気を使いました。

 

▼塗装が終えた履帯には、まずクレオスのグレィシュブラウンを全体に塗り、その後に3種のピグメントをランダムにふりかけました。
ベースはペールブラウン、アクセントにP232 Dry Mud、P028 Europe Dustという感じです。
ピグメントフィキサーを垂らしてピグメントを定着させ、最後にタミヤペイントマーカーのシルバーを接地で擦れた部分にドライブラシをかけました。
ついでに起動輪の歯にも軽くシルバーを塗っています。

 

現在発売されているM42 DUSTERはフィギュアが付いていますが、私が購入した35161の製品にフィギュアは付いていません。
それに伴い40mmボフォースの40mm弾は、先端が太くて不恰好な造形のものがバラバラに8発付いているだけです。
先端を少しやすって整形しましたが、なんとまあ情けない弾薬です。

▲写真はクリップもなくて、バラバラの40mm弾を4個にまとめて接着し、ブラックサフを吹いた状態です。
臨戦体制の雰囲気に完成させたいので、40mm弾、弾薬箱などがセットされているアフターパーツを手配しました。
ただ、お取り寄せ状態なので手に入るかどうかはまだわかりません。
本当はフィギュアも欲しいところなので、自衛隊のフィギュアは在庫の自衛隊キットから何か持ってこれるものがあればと思っています。

今回はここまでです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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M42 DUSTER タミヤ 1/35 #8 足回りのウエザリング2

2024-10-10 18:00:19 | M42 DUSTER タミヤ 1/35

M42の続きです。
前回に引き続いて足回りのウエザリング作業をしました。

▼前回はテクスチャーペイント類を使って泥をつけましたので、今回はそれに色付けしていく作業となります。
使ったのはクレオスのウエザリングカラー数色です。
まずは乾いた泥の色として、サンディウォッシュを塗りました。
泥が残ると思う部分全てに塗っていきます。
泥が落ちやすく塗装面が出ると思えるところは専用溶剤を少し浸み込ませた平筆を上下に動かして変化をつけました。

▼車体の前後もウエザリングカラーで泥色をつけていきます。
写真でわかるように平筆を上下に動かせています。

 

▼サンディウォッシュの後に濃いグランドブラウン、中間色としてグレィシュブラウンを使いました。

▲▼サンディウォッシュの後は、一番泥が残って湿り気が残る車軸・サスペンション付近にグランドブラウンを塗り、サンディウォッシュとの境目付近に中間色としてグレィッシュブラウンを注意深く塗ります。
専用溶剤を少し染み込ませた筆で色の境目が自然な感じになるようにブレンディングしました。

 

▼転輪はサンディウォッシュ+グレィッシュブラウンを塗った後、ナット周りに油彩でスミ入れをしました。
少しメリハリを付けたかったので、ローアンバーにアイボリーブラックを混ぜていつもより暗くしています。

 

▼転輪にもテクスチャーペイントをつけましたが、もっと粉塵が付いているようにしたかったのでピグメントをまぶしました。
困った時のピグメント😅、効き目大です😄
パステルを擦り潰した自作ピグメントです。色はペールブラウンです。
パステルは横浜駅東口のルミネ内にある世界堂ルミネ横浜店で買っています。
パステルは確か1本100円強だった記憶、1本でスペアボトル小の2/3以上の量となるので結構お得感があります。
画材店なのでもちろん油彩も買えます。以前ローアンバーを買いましたが、そろそろチタニウムホワイトがなくなりそうなので買いにいかないと。
横浜駅付近にはヨドバシカメラ、そして最近行ったビブレにはボークスもあるので秋葉原にはかないませんが、塗料やマテリアル、キットが買えて私にとってはなくてはならない場所です😄

 

▼車体に塗ったグランドブラウンが暗すぎて他の色とのバランスがよくありません。

 

▼ここも困った時のピグメント(笑)、転輪と同じにペールブラウンのピグメントをまぶしました。
まぶす前と比べてかなり自然な感じになったと思います。

 

▼転輪類を取り付けました。

今回はここまでです。予定では履帯のウエザリングまで行うつもりでしたが、時間切れとなりました。
次回は履帯のウエザリング、次にチッピングに進みたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

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M42 DUSTER タミヤ 1/35 #7 足回りのウエザリング1

2024-10-08 18:30:54 | M42 DUSTER タミヤ 1/35

M42の続きです。
今回は足回りのウエザリングを行いました。

▼デカールの保護とこれから行うウエザリングのマテリアルが表面にスムーズに塗れるようサテンバーニッシュ(半ツヤ)でコートしておきます。
タミヤアクリルX-35セミグロスクリアーをアクリル溶剤で溶いてエアブラシしました。

 

▼足回りのウエザリングにかかります。
まずは泥の元を車体に付けていくことにします。
タミヤのウエザリングマスターでも良いのですが、より粒子の細かい方がやりやすいのでAKのドライマッドを使いました。

 

▼中身はこんな感じです。よく攪拌してから塗っていきます。

 

▼泥の溜まりそうなところへ重点的に塗っていきます。
自然な感じにするため、塗ったキワから水を湿らせた筆を使って伸ばしていきます。
アクリル系なので換装が速いですので、すぐに伸ばさないと面倒なことになってしまいます。

 

▼AKのDRY MUDは粒子が細かいので、より泥が付いているようにしたい部分にワイルダーのティクスチャーアースのレッドデザート(細)を付け足します。

 

▼こんな感じになりました。
この後にクレオスのウエザリングカラーを使って色付けするので、この段階でのマテリアルの色は気にすることはありません。

▼転輪類にも塗りつけました。
転輪ゴムにはみ出した部分は、水を湿らせた筆で素早く拭き取っておきます。

 

▼泥の色は気にすることはないと言いましたが、色は統一しておいた方が今後の作業はやりやすくなります。
なのでクレオスのウエザリングカラーを塗る前に、泥のベース色を塗装しておきました。
0.2mmエアブラシを使ってフワッとした感じに塗装しています。

▲▼デカールが思いっきりシルバリングを起こしていました😢

▼転輪類にも吹きました。

 

▼埃色はタミヤラッカーのバフとジャーマングレーを混ぜてエアブラシしました。
細吹きしたいのでリターダー入り溶剤を使っています。

今回はここまでです。次回はウエザリングカラーを使って泥色を付け、履帯はピグメントをベースにウエザリングしていきたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

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M42 DUSTER タミヤ 1/35 #6 細部の塗り分け

2024-10-07 20:23:55 | M42 DUSTER タミヤ 1/35

M42の続きです。
今回は細部の塗り分けを行いました。

▼米軍から陸上自衛隊に変えたので、米軍用アクセサリーキットからの装備品は使えないとしたのですが、シートくらいは良いかなと思い使うことにしました。
どうせ、前部につくジェリ缶は米軍ですし😅
というわけで、シートを塗装しました。

▲▼シートはファレホのカーキ、ベルトはVic Hobbyのカーキ、バックルはファレホのオイリイスティールです。
写真でわかる通り、同じカーキでもファレホとVic Hobbyではまるで別色です。不思議ですねえ😶
ハイライトはファレホのカーキにバフを混ぜてハイライト色を作って塗っています。

 

▼ジェリ缶はVIc hobbyのオリーブドラブ2、ベルトはファレホのカーキで塗りました。

 

▼転輪ゴムは、Vic hobbyのタイヤブラックです。

 

▼現在の水準から見ると、悲しい装備品の造形ですが、半世紀もの前ですから仕方ありません。
この上にシートを置いてしまうかもしれませんが、一応塗り分けました。

▼金属部分をVic hobbyのガンメタル、シートはファレホのカーキ、ベルトはVic hobbyのカーキ、バックルはファレホのOILY STEELです。

 

▼砲塔内のシートはVic hobbyのレザーブラウンを使いました。

 

▼履帯の塗装に入ります。
まずは塗料の食いつきをよくするためにプライマーを塗ります。
いつものバンパープライマーを使いました。残量が少なくなってきたので今まで買っていたヨドで買おうと思いましたが、念のためJoshin webを覗いてみたらヨドよりも300円近くも安く売っていたのでポチりました。
ポチった瞬間に「完売になりました」と表示され、もしかしたら最後の1個を買えた!みたいで幸運でした。
ただし送料を無料にするためにキットを1点追加してしまいました、って結局高い買い物になってしまいそうですが、そのキットもずっと買おうと思っていて安くなっていたので納得の買い物になりました😄
良い方に思うことにしましょう。

 

▼履帯はタミヤラッカーLP-54ダークアイアン、そのものずばり(履帯色)を使いました。

 

▼ゴムパッド部分はVic hobbyのタイヤブラックを筆塗りしています。ここは転輪ゴムと同じ色としました。

今回はここまでです。次回は半ツヤコートをかけてウエザリングに進みたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

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M42 DUSTER タミヤ 1/35 #5 デカール貼り

2024-10-04 18:43:47 | M42 DUSTER タミヤ 1/35

M42の続きです。
車体にハイライト2を適宜足して、デカール貼りに進みました。

▼機関砲の砲身の塗り分けが終わっていませんでした。
マスキングゾルを使って塗り分け部分をマスキングしておきます。
エアブラシで飛散した塗料が防盾付近に付くのを防ぐためマスキングシートでマスキングしています。

 

▼タミヤの塗装指示で機関砲の砲身は車体と同じオリーブドラブですが、何か変化が欲しくて勝手に塗り分けてしまいました。
海外モデラーの完成品でも、砲身は車体とは異なった塗装をしているのを見かけます。
タミヤラッカーLP-3ブラックにLP-27ジャーマングレー+LP-9クリアを混ぜてエアブラシで塗装しました。

 

▼デカールのシルバリングを防ぐため、貼る前にクリアコートをしておきます。
タミヤのつや消し塗料にクリアーを多めに混ぜて塗装しましたが、ざらつき感があるので少し多めにクリアーを吹いています。
明確な根拠はありませんが、クレオスの方がなんとなく効果が出る気がして、クレオスのC-46ラッカークリアを使いました。

 

▼当初、米軍のベトナム仕様にするつもりでしたが、ベトナムといえば黒っぽいオリーブドラブのイメージがあります。
通常のオリーブドラブにしてしまってもいいか、と思ってはいたのですが、やはり黒い方がいい。と思ってしまい、ここは急遽陸上自衛隊に変えました。

自衛隊車両 (自衛隊仕様) は初めてかもしれません。在庫はあるんですけどねえ、なぜか作っていませんでした。
オリーブドラブは紫外線に焼けて歴戦の雰囲気にしてしまっていて、それで陸自車両は合わないかもしれません。
そこは架空の設定にして完成させたいと思います。
今回はここまでです。次回は履帯の塗装、細部の塗り分けに進みたいと思います。
米軍用の個人装備は付けられなくなってしまいましたが、米軍を作る機会はたくさんあるのでその時にまわそうと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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M42 DUSTER タミヤ 1/35 #4 基本塗装

2024-10-03 18:42:29 | M42 DUSTER タミヤ 1/35

M42 DUSTERの続きです。
基本色のオリーブドラブの塗装をしていきます。
ベトナム戦争時のオリーブドラブはかなり黒っぽいのですが、ここは通常の色味で塗装しました。

▼使った塗料はタミヤのラッカー塗料。
配合は以下の通りです。海外モデラーのレシピを参考にしました。
ウォッシングやウエザリングでかなり暗くなることを見込んでの配合です。
タミヤのつや消しはカサカサになるので、LP-9のクリアをかなりの量を混ぜています。
それでも乾燥後の表面を確認すると、かなりのつや消し状態 (カサカサ感ありの状態) です。
どんだけの量を混ぜたら光沢 (つるつるした感じ) が出るのか見当がつきません。

 

▼すいません、基本色のオリーブドラブを塗装し終えた写真を撮り忘れました。
シャドウを吹いた状態に飛んでしまいました。
写真はオリーブドラブにフラットアースを20%足したシャドウ1を吹いた後に、フラットブラウンとフラットブラックを同量混ぜたシャドウ2を重ね吹きをした状態です。

 

▼シャドウを吹いた後、ハイライトでシャドウを追い込んでいくようにエアブラシしました。
写真はシャドウを吹き終えた状態です。

 

▼シャドウをハイライトで追い込むようにエアブラシし終えた状態です。
これによってシャドウを自然な感じに収め、なおかつハイライトが同時に付くという一石二鳥を狙った塗装でした。

▼こんな感じになるよう、全体にハイライトを吹きました。
エアブラシはクレオスのダブルアクション0.2mmを使っています。
この作業はダブルアクションのエアブラシでないとなかなか難しいと思いました。

 

▼今回の作業が終了した状態です。
ハイライト1は調合して吹いた基本色のオリーブドラブをストックしておき、それにバフを30%足したハイライト色を使いました。

▼転輪などはこんな感じになりました。

今回はここまでです。
次回はハイライト2を吹いて基本色にメリハリをつけて基本塗装は終了。その次はデカールを貼りたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

 

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