LEOPARD1A4
1975年6月 西ドイツ国内、西ドイツ国防軍
第1戦車師団 第5中隊 第7小隊 5号車(設定は架空です)
レオパルト1A4について(Wikipediaより)
第6バッチ生産車両、250両生産されている。1974年に始まり、デジタル化された射撃完成装置EMES 12A1光学空間イメージレンジファインダーを装備。そのうえ、指揮官に専用の暗視装置(PERI R12)を装備。この改修により、器材は砲塔内部スペースを使い果たし、弾薬荷は55発(うち42発はドライバーの左のマガジンに保存)になった。第1-第6バッチまでの車両と派生車両の生産数は計2,400両余り(ドイツ分のみ)。
主砲:51口径105mm L7A3 副武装:7.62mmMG3機関銃×2
エンジン:MTU MB838Ca-M-500 4ストロークV型10気筒ディーゼル830馬力/2,200rpm
最高速度:65km/h 行動距離:600km 乗員:4名
タミヤ1/35 西ドイツ・レオパルトA4戦車が完成しました。
組説の塗装指示はオリーブドラブ単色とフラットアースとオリーブドラブの2色迷彩の2種類です。
しかし、個人的にはレオパルトと言えばNATO迷彩のイメージが強くて、西ドイツ時代に存在していたかは不明ですがNATO迷彩で塗装してしまいました。
追加加工は、実車写真を参考にして牽引ワイヤーを装備してみました。
スモークディスチャージャーのキャップに付くチェーンを付けましたが、綺麗に付けられず稚拙な出来となっています😅
最近なにかと話題のレオパルトですが、ウクライナへは退役したとされる前世代であるレオパルト1も供与されるとかいうニュースも流れています。
どうか1日も早くウクライナへ平和が訪れることを願っております。
▼バックミラーの支柱はプラパーツでは折ってしまうのが目に見えていたので、真鍮線に取り替えました。
車体には接着せず、はめているだけなので結果、可動式バックミラーになりました😄
▼砲塔左右側面・後部・上部の一部の取っ手は真鍮線に替えました。
戦術No.のデカールがシルバリングを起こしてしまいました😓
▼牽引ワイヤーのフックはドラゴンのTIGER I の余りパーツを流用。
ワイヤーは10mmステンレスワイヤーを使用しています。ワイヤー止めは0.2mm真鍮板を切り出して付けました。
▼こちら側のスモークディスチャージャーには押し出しピン跡の修正をし忘れたため、跡がくっきりと付いております。
▼主砲はつや消しコートが弱かったようです。ちょっとテカリ気味でしょうか。
▼最後にキット付属のフィギュア、コマンダーとレオパルト1A4との記念撮影。
完成写真は以上です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
サーッと写真を見た後、再度ゆっくり観直しました。
何所も手を抜かない、しっかりウェザリングですね。
もっとアップの写真が見たいです。
私的には1枚目の写真は構図も良いし、迫力満点です。
フラットクリアでトップコートしてから最後の仕上げの手順は参考になりました。
お疲れさまでした。さすがにレオパルドは、存在感というか、威圧感がすごいです。迫力があります!こんなの実際に間近に見たら逃げてしまいそうですよね。
なにより速そう!
それにしても、プラモデルなのにやっぱり重い、写真から重さを感じます。
これはいつもスゴイな~と思うんですよね。
ところで、これ、ちょっとトリコロールっぽいんですが、考え過ぎですか?(^^;
現用戦車ということでウェザリングは控え目ながら、凄い迫力と重量感です。
雨だれの退色表現が効果的です。
現用戦車は低くスマートになる傾向ですが、ドイツ戦車らしい無骨さが残っているのも迫力の要因かも知れません。
細かい装備品の仕上げや細部の立体感も素晴らしいです。
お手本にさせて頂きます。
現用の戦車はどれも同じに見えてしまう私ですが、これはどう見てもドイツ戦車です。血筋は争えないようですね。
>何所も手を抜かない、しっかりウェザリングですね。<
ありがとうございます。控えめながらいつもしているすべての工程を施しました。
>もっとアップの写真が見たいです。<
車体に乗せたピグメント部分やチッピングのアップとかを出せばよかったかなと思います。
1枚目は私も気に入っています。
戦車は目線から少し下げて、ややあおり気味に撮ると迫力がでるので、このアングルは定番になりそうです。
>最後の仕上げの手順は参考になりました。<
特に光らせたいところ、埃・泥の質感をそのまま出したいところはツヤ消しコートでツヤの均一化をしたあとに作業しました。
いやぁ~、凄い!
ウェザリングの緻密な作業を拝見しておりましたが、
やはりその丁寧さが結果にしっかり反映されているのがわかります。
すっかり圧倒されてしまいました。
いつも適当なウェザリングで誤魔化している私は、今後心を入れ替えないといけないようです(笑!)。
ところで、
タミヤの組説にNATO迷彩の記載がないのは、このキットが発売された時点ではまだNATO迷彩自体が存在していなかったせいです。
なので80年代の写真があればしっかりNATO迷彩されているはずです。
ついでですがOD色とフラットアースの2色迷彩はちゃんとした塗装ではなく演習時に単に泥を塗っていただけというのを聞いた事があります。
>存在感というか、威圧感がすごいです。迫力があります!<
小砲塔のT-72系に比べると、砲塔が大きくどっしり感のある車体のレオパルトはおっしゃる通り、存在感、威圧感で迫力がありますね。
レオパルトは進化するたびに、砲塔に装備される複合装甲と相まって迫力が増している感じがします。
>今の戦車はスマートで文字通り現代的な感じがします。<
ドイツ軍の戦車は今も昔もカッコいいですが、現用になっても洗練されたデザインで垢抜けていると思います。
>なにより速そう!<
速いですよ。最高速度は68km/hですから。
ちなみに我が国の10式戦車の最高速度は70km/hです!
重量もレオパルト2A6の約62tに比べて44tと軽く、車幅も90式より狭くして、日本の道路事情を考慮して開発されています。
>それにしても、プラモデルなのにやっぱり重い、写真から重さを感じます。<
ありがとうございます。そう言っていただけるととても嬉しいです。
戦車の魅力のひとつは重量感なので、塗装した効果を感じていただきとても励みになります。
>ところで、これ、ちょっとトリコロールっぽいんですが、考え過ぎですか?(^^;<
はい、3色迷彩ですので、黒(青)、緑(白)、茶(赤)のトリコロールで強いんですw
>現用戦車ということでウェザリングは控え目ながら、凄い迫力と重量感です。<
ありがとうございます。そうなんですよ、現用なのでウエザリングは控えめにしようと思ってはいてもその塩梅が難しいです。
迫力と重量感があると言っていただき、そのあたりはうまく出来たようで安心しました。
雨だれはサイドスカートと砲塔をメインに付けました。特にサイドスカートは気を使いました。
逆に車体は装備品が多くて塗装できる平面が少なくほとんど付けられませんでした。
>ドイツ戦車らしい無骨さが残っているのも迫力の要因かも知れません<
足回りは米軍の影響を大きく受けてしまいましたが、車体形状はパンサーを彷彿させます。
個人的には、砲塔前部のカット形状は大戦中の装甲車やSd.Kfz251系を思い起こさせます。
>細かい装備品の仕上げや細部の立体感も素晴らしいです。<
車載装備品の塗装は、組説の指示を無視して実写を参考にして塗りました。
今はインターネットで簡単に調べられるのでいい時代ですね。