ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

18きっぷで、敦賀日帰りB級グルメの旅。

2016-04-03 21:36:12 | 鉄分の多い話
久しぶりに、鉄分補給をしたくなった。
先日息子が妻の実家に帰省した際、京都から今治まで18きっぷで8時間かけて無事着いた。その時に度数を余らせた18きっぷを使い、娘と二人旅である。

奈良線で京都まで出て、10:45発の湖西線経由の新快速。
クルマではないので、遠慮なく朝から(笑)…

北小松のあたりで、湖岸がグッと迫ってくる。

12:15、定刻通り敦賀着。

今回の目的は、ソーツかつ丼と敦賀ラーメンの制覇。
何はさておき、歩いて5分ほどの「ヨーロッパ軒」へ。

雪除けがあるのが、いかにも日本海側らしい。
ここは問答無用で、基幹メニュウである「ソースかつ丼」800円をオーダー。

驚いた。揚げたてのカツが3枚、ごはんも結構な量があり、並の男子なら間違いなく腹いっぱいになる。
大学3回生になる娘は、カツを1枚残して持ち帰ったほどのボリュウムだ。もっとも、そのような客は少なくないようで店内にはドギーバッグも完備している。
カツは細目のパン粉をまといサクッと揚げられ、全く重くなくパクパクいける。しかも3枚とも部位が違うようで、これだけクオリティの高いカツがソースにじゃぶじゃぶと浸けられ無造作にごはんの上に盛られているのは、ある意味もったいないほどだ。

3時間しかいない敦賀だが、実は駅前でレンタサイクルを借りていたのだ。変速付きでも2時間400円と良心的だ。
腹ごなしにまず向かったのは、気比神宮。

境内の桜も満開で、花見客こそいないが参拝客はそこそこ居る。

そこから思い切り海際へ。赤レンガ倉庫。

赤レンガ倉庫は、いわゆる港町にはたいがいあるのかもしれない。私も函館、横浜、舞鶴の赤レンガ倉庫には行った。

そこから海沿いを大変な風を受けながら西へ爆走し、気比の松原へ。


写真で見た通りの、美しい砂浜と松林である。

さて時間も迫ってきた。最終攻撃目標へ急がねば。
市役所の横にある、敦賀ラーメンで最も有名な店のひとつである「一力」。

店の前には、こんなオモロい注意書きが。

中に入ると、7人ほどがウェイティング中だ。しかしフロアだけで4人ほどが一生懸命働いており、決して人手不足には見えない。
メニュウは、こんなん。

私はノーマルの「中華そば」。

メンマ好きの娘は、焼豚なしの「メンマそば」。

さっきソースかつ丼を食べたのでそんなに空腹ではなかったのだが、そのウマさに目が丸くなった。
豚骨と鶏ガラを合わせた醬油味のスープは、臭みもなくまろやかそのもの。アクセントの紅生姜が効いている。
派手さはないが、それこそ近くにあれば毎日通ってしまう味だ。人気があるのもうなずける。

自転車を返却し、敦賀15:23発の新快速で一路京都(16:57着)へ。乗っている時間こそ短かったが、普段行かない街に降りて自転車で駆け回り、B級グルメを食べ尽くす充実の日帰り旅だった。
妻への土産は、日本酒のアテに「小鯛の笹漬け」を(笑)…