ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

梅田の真ん中で、ランチ380円!「居酒屋1969」。

2016-04-26 21:19:37 | うまいもん
この店は随分昔にブログでネタにした事があるのだが、行く事すらすっかり忘れていた。
ところが土曜昼の関西ローカルのTV番組で取り上げられ、久しぶりに行ってみようとなった。
大阪駅前第3ビルB1の、「居酒屋1969」である。

この店が取り上げられたのは、その安さとそれを守るための涙ぐましいまでの家族の努力のドラマである。
まず、このメニュウを見てほしい。

目を疑う安さ。コレが学食や社食なら分かるのだが、梅田の真ん中だ。ビルのテナント料だけでも、かなりなものだ。
それを可能にしているのは、この店が家族で切り盛りしているからだ。確かマスターには娘さんが5人ほどいらっしゃるのだが、全員が店頭に立って元気に接客しているのである。

他のお客が写らないように、店内の上だけ撮る(笑)。


なかなか、賑やかな店である。

私も久しぶりに、380円定食を食べてみる事にする。
こちらが「日替わりB」380円。但し、ごはんは50円増しの大盛り。

どうだ。立派な定食ではないか。
味噌汁こそないが、小鉢の冷奴も付いて実に定食らしい。
メインのおかずをアップで。

豚しょうが焼きをメインに、細い海老フライ1本、白身魚フライ半分、あとはキャベツ。

早速、いただいてみる。
豚肉は全く固くなく、いい味だ。回転がいいからか、海老フライも白身魚フライも揚げたてサクサクで実にウマい。
おそらく大半は業務用冷凍食品だろうが、それでも調理したてというのは大層ウマいものなのである。
(ちなみに冷凍食品を馬鹿にしてはいけない。家庭とは違って急速冷凍のため劣化もしていないし、保存料なども使わなくて済むぶん安全なのだ)
この味が梅田の真ん中で380円とは、驚きのひと言である。

ただ、望むべくもないが唯一残念なのがボリュウムだ。
写真だけで見るとなかなかのものだが、皿や茶碗の直径がヒジョーに小さい。当然、海老フライもかなり短い。
ごはんを100円増しの「特盛り」もしくは思い切って150円増しの「デブ盛り」にしてはいかがだろうか。それでも530円で済むのだが(笑)…