ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

京橋のブラックラーメン、林家。

2016-04-22 21:32:15 | うまいもん
週末なので、ユルくラーメンの話でも。

大阪・京橋駅前に最近オープンしたブラックラーメンの「林家」。

ブラックラーメンといえば富山ブラック、大阪でも高井田ブラックなど醤油ベースの色の濃さとまろやかさを売りにするラーメンだが、この店は三重県発祥だとか。

イチオシは、やはりブラックラーメンだ。

中に入るのだが、カウンターには5席しかない。
食券を買おうとすると、お姉さんが「2階へご案内します」と。
上がってみると、なんと2階は計16席もあるではないか。
要するに、ここは圧倒的に2階メインのようだ。

さてその、ブラックラーメンが着丼。

確かに黒いスープで、インパクトは充分だ。
箸を上げてみる。

結構太めかな、とも思ったのだが、「食べログ」のクチコミによると札幌製麺の中細麺なのだそうな。私の知識はその程度なので、味覚や感想は全くアテにしないでほしい。

スープをまずひと口。
ブラックラーメンの共通項でもあるのだが、色の黒さとほ裏腹にものすごくスッキリ飲ませる。鶏ガラベースのようで、脂っぽさやケモノ臭さは全くない。
麺は確かに言われてみれば札幌ラーメンでよく食べた事のあるモチモチとした縮れ麺だ。あっさりスープと、この程よく縮れスープをよく絡める麺の相性はヒジョーによい。

しかし、ここからちょっとだけ問題が。
ここに限った事ではないが、今日びの新しいラーメンはどうも盛りが少ない気がする。
盛りが少ないか、二郎系もしくは麺が○グラムまで追加無料の「食ってナンボ」的つけ麺か、二極化しているように思われる。
コレでは収拾がつかぬ、と小ライスを追加したのだが、どういうワケかコレがこのラーメンに全く合わない。
合わないうえに、ごはんが進むような具もない。
店によっては、ラーメンライスを頼んだ場合に焼豚などの具で白ごはんが進む場合もあるのだが、このラーメンはスープも具も白ごはんには合わず、しかも卓上にはサービスのキムチなどもない。
では白ごはんをやめて、炒飯にすればよかったのか?そうなると予算オーバーだし、同じ千円近くを払うのなら近くの「新福菜館」で当てに行く。
仕方なくこの黒いスープをごはんにかけて、茶漬けのようにして食ったのだがどうにも腑に落ちない。

しかもこのスープ、後口がほとんど残らないのだ。
私はウマいラーメンの場合、最後に水を飲んで口中をクリアにしてからレンゲひとさじ分のスープを含み、余韻を楽しみながら店を後にする事にしている。
しかしここのスープは、余韻に乏しいのだ。
おそらく、リピートはしないかも…
(全て個人の感想です)