今日は残念なニュウスが列島をかけ巡った。かねてから闘病中の小林麻央さんが、乳がんのため旅立った。謹んで、ご冥福をお祈りします。
有名人の訃報に接するたびに思うのだが、1社による代表インタビューというわけにはいかないのか。何十・何百という報道陣が遺族を追いかけ回すのは、いかがなものかと思う。
自宅付近も1社のみ取材可能とし、遺族や近隣住民に配慮するわけにはいかないのだろうか?
こんな時に不謹慎だとご批判される向きもあるかもしれないが、競馬ではこの日曜日に上半期のグランプリ・宝塚記念が阪神競馬場で行われる。
大阪杯・春の天皇賞を連覇したキタサンブラックの強さに恐れをなしたのか、11頭という寂しいメンバーになった。昨年暮れの有馬記念でキタサンを倒したサトノダイヤモンドが早々に回避を表明したため、再戦を期待したファンはがっかりであろう。
春天の勝ち馬は宝塚で勝てない、というのが通説になりつつある。実際、連勝したのは2006年ディープインパクトまでさかのぼる。
春天勝ち馬が2着に来たのも2007年メイショウサムソン以来。反対にゴールドシップ、オルフェーヴルなど「春天を人気で裏切った馬がリベンジ」するパターンと、直前の中距離重賞を好走した馬の活躍が目立つのが宝塚記念だ。
今年で言うと
・春天を人気で裏切った馬のリベンジ…シャケトラ、サトノクラウン
・直近の中距離重賞を好走…長距離だがシュヴァルグラン
ぐらいしかないのだ。但しサトノクラウンは同じ2200の京都記念、シャケトラは2500の日経賞を勝っており、実績は充分。
これらの馬からキタサンに馬単の裏表、もしくはキタサン1頭軸の3連、というのが正攻法となろうが、今年大阪杯がG1に昇格した事で
「大阪杯→天皇賞・春→宝塚記念を全て勝った馬には、2億円のボーナス」
という制度が出来たのをご存知だろうか?
しかもこのような制度が出来た年は、2000年に秋天・JC・有馬を3連勝したテイエムオペラオーのように必ず該当馬が出現する。
…となると、やっぱりますますキタサンブラックになるのだろうか…?