ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

「レインボー小倉」を、何とかせよ。

2019-06-09 20:00:00 | 思うこと
今日は、ものすごくローカルな話題。
我が宇治市内にある、近鉄小倉(おぐら)駅前の商業施設「レインボー小倉」。


資料によると開業は1975(昭和50)年との事で、築44年になる。
数年前まではなんとかテナントが入り、それなりに賑わいはあったのだがこの1年近くでテナントが急激に撤退、ほぼ廃墟になってしまった。

商業施設にはスーパーマーケットがないと話にならないが、近商ストアはとうの昔に閉店。


電飾が賑やかだったパチンコ店は、この通り。


若者で深夜まで賑わっていたカラオケ店も閉めた。


小倉駅は1日約16,000人が乗り降りするため、まともな店が営業していたならかなりの人が利用するはずなのだが、ここまでテナントが入らない要因のひとつはその構造の古さだろう。
入り口のエスカレーター。


これに乗って上がって、やっと1階なのだ。


要するに、この頃に出来たビルにありがちだが1階に行くにも地下に降りるにも階段を使わねばならない。
足元に不安のあるお年寄りには、ヒジョーに厳しい構造なのだ。
このビルが出来た44年前、まさかここまで高齢化が進むとは思っていなかったのだろう。
このエスカレーターも高齢化が進んだ20年近く前に後付けされたものだが、根本的解決になっていない。

近隣には「スーパーマツモト」「フレスコ」「サンディ」などが徒歩圏内なので、別にレインボー小倉が廃墟になっても買い物にはそれほど困らないのだが、駅前が寂れているというのはまことにいただけない。
ネットで調べてもこのレインボー小倉に関する詳しい情報はないのだが、権利でモメており壊すに壊せないという噂も聞く。
小倉界隈は人口が多くクルマの往来も多いのだが、駅の構造・駅周辺の道の狭さ、線路の未高架化、そしてこのレインボー小倉と全て40年前から時が止まってしまっている。
宇治市議会議員と京都府議会議員は、一体何をしているのか…?