学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

無題

2007-10-03 21:58:53 | その他
何かを書かねばならない、と思っても、なかなか筆が進まない日があります。まさに今日がそんな日です。文章を書くということは、文をゼロから組み立てるのですから、それはある程度の労力を要します。ですから、小説家の労力というものは並大抵のものではないことがわかります。

ショーン・コネリー主演の「小説家を見つけたら」のDVDを見ました。物語の内容は割愛するとして、この映画のなかで、文章は何をもって書くべきなのかをショーン・コネリーが青年にアドバイスする場面があります。それによれば、文章はハートで書く、のだそうです。ありきたりのような気もしますが、自分の心に感じたことをストレートに用紙にぶつけて、初校において徐々に文章を整理するというやり方のようです。実際の小説家はどうなのでしょう?

ただ言えることは、サマセット・モームも村上春樹氏も述べていることですが、小説家にだって文章を書きたくないときはあるけれど、そんなときも机に向かって少しずつでいいから前進させることが大切だそうです。毎日の積み重ねが大事なのですね。小説家に限らず、人生で何事かを成し遂げるためには、それが一番の近道なのかもしれません。

結局、最後までまとまらない文章になりました。少々、睡魔に襲われているので、ご了承ください。それではまた明日にお会いしましょう。