学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

清水、六郷、散歩

2009-07-16 18:23:02 | その他
諏訪神社に降り立った私。時計を見ると、ちょうどお昼どきです。腹が減っては戦が出来ぬ、というわけで、食事処までてくてくと歩くことにしました。街は静か、人通りもほとんどなく、車もまばら。見知らぬ土地。けれども、私にとって東北の街は、たとえ行ったことのないところでも何か懐かしい感じがするのです。

食事処の名物は鯉料理。注文すると、鯉の刺身、甘露煮、たたきなどの料理がふんだんに出てきました。なかでも甘露煮が美味!あの甘露煮があれば、御飯が何杯でもいけそう(笑)

鯉料理に舌鼓を打ったところで、いよいよ清水めぐり。六郷はところどころに清水が湧き出ており、名水百選にも選ばれています。パンフレットを頼りに、街を散策することにしました。「藤清水」、「諏訪清水」、「御台所清水」、「鷹匠清水」、「久米清水」…。街のなかに清水があるというのはいいです。清水のそばに来ると、急に空気がひんやりして、涼しくなる。水が風を運んでくるんでしょうね。清水のそばで夕涼みも出来る。これほど贅沢な夏の暮しはないでしょう。「御台所清水」で一口、飲んでみました。とてもひんやりとして、体にしみわたります。気分もとても爽快!

一通り散策をした後は、清水を用いた「ニテコサイダー」をがぶりと飲んで、再度諏訪神社の前へ。先ほど別れたタクシーの運転手に連絡を取って、私は横手へ向かうのでした。

●写真は「御台所清水」です。とても大きい清水でした。