今日、家々の庭先に植えられた梅が、小さく咲いているのに気が付きました。2月も初旬になって、少しずつ暖かくなってきたようです。昨年、水戸の偕楽園に行って、色とりどりの梅を見て楽しんだことを思い出しました。
さて、仕事で前方後円墳の調査に出かけました。それは田んぼの真ん中にあって、形はたいぶ崩れつつあるものの、堂々としたものです。考古学を専門とする先輩の話では、おそらくこの周りの水田の開発に携わった有力者であろうとのこと。かつては、この地域にもっとたくさんの円墳があったようですが、開発によって、今残るのはこの前方後円墳だけとなりました。そういう経緯を知っているせいか、なんだかこの古墳は悲しそうな気がしました。
古墳の周りを歩いている時に、同僚が古墳の怖い話をしてくれて、それは江戸時代のこと。私の住んでいる街の、とある古墳を農民が新田開発のために崩そうとしたところ、その古墳の主に祟られて、夜中になると唸りだすようになったとの言い伝えが残っているとの話。それ以来、そこは「うなり塚」と呼ばれるようになったのだとか。怖いですね…。
如月の梅の香りに包まれながら、古墳のそばで春を感じた1日でした。
さて、仕事で前方後円墳の調査に出かけました。それは田んぼの真ん中にあって、形はたいぶ崩れつつあるものの、堂々としたものです。考古学を専門とする先輩の話では、おそらくこの周りの水田の開発に携わった有力者であろうとのこと。かつては、この地域にもっとたくさんの円墳があったようですが、開発によって、今残るのはこの前方後円墳だけとなりました。そういう経緯を知っているせいか、なんだかこの古墳は悲しそうな気がしました。
古墳の周りを歩いている時に、同僚が古墳の怖い話をしてくれて、それは江戸時代のこと。私の住んでいる街の、とある古墳を農民が新田開発のために崩そうとしたところ、その古墳の主に祟られて、夜中になると唸りだすようになったとの言い伝えが残っているとの話。それ以来、そこは「うなり塚」と呼ばれるようになったのだとか。怖いですね…。
如月の梅の香りに包まれながら、古墳のそばで春を感じた1日でした。