近頃、新聞で見ない日はないくらい頻繁に出てくる言葉が「AI」、つまり人工知能。今日も夕刊で、ソニーが「AI」を備えた新型アイボを発表したと取り上げられていました。
1月5日の『日本経済新聞』「かがくアゴラ」で、東京芸術大学の学長である沢和樹さんが、芸術と科学の関係について述べていらっしゃいます。東京芸大はAMS(アーツ・ミーツ・サイエンス)プロジェクトに取り組んでいるそう。今後、人口知能の発展が予想されるが、人間らしさとは何かを問う場合、芸術の力が必要であるとのこと。ゆえに科学と芸術との交流は活発でなければいけないと主張されています。
私も昨今、各地の芸術祭を見に出かけますが、芸術と科学を融合させた作品が多いなあという印象を受けていました。特に2年前の茨城県北芸術祭は、その傾向が強かった気がします。私が学生時代のころ、文系と理系とに分けられて、何だかその間にはひどく高い壁が築かれているような気がして、芸術と科学は相いれない関係にある印象を持っていました。けれど、今はそうした垣根もなくなって(私がかってに高い壁があるように感じていただけかもしれないけれど)、新しい表現手段として生きてくる。
作家全員が、芸術と科学の関係を意識する必要はないのでしょうが、この傾向がどのように続いていくのか、興味深いところです。
1月5日の『日本経済新聞』「かがくアゴラ」で、東京芸術大学の学長である沢和樹さんが、芸術と科学の関係について述べていらっしゃいます。東京芸大はAMS(アーツ・ミーツ・サイエンス)プロジェクトに取り組んでいるそう。今後、人口知能の発展が予想されるが、人間らしさとは何かを問う場合、芸術の力が必要であるとのこと。ゆえに科学と芸術との交流は活発でなければいけないと主張されています。
私も昨今、各地の芸術祭を見に出かけますが、芸術と科学を融合させた作品が多いなあという印象を受けていました。特に2年前の茨城県北芸術祭は、その傾向が強かった気がします。私が学生時代のころ、文系と理系とに分けられて、何だかその間にはひどく高い壁が築かれているような気がして、芸術と科学は相いれない関係にある印象を持っていました。けれど、今はそうした垣根もなくなって(私がかってに高い壁があるように感じていただけかもしれないけれど)、新しい表現手段として生きてくる。
作家全員が、芸術と科学の関係を意識する必要はないのでしょうが、この傾向がどのように続いていくのか、興味深いところです。