今日は国立新美術館で、文化庁メディア芸術祭を見てきました。この展覧会は、「アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供する」という趣旨のもと開催されています。今回で第19回目とのことですが、私は初めて行きました。
たくさんの作品が展示されるなかで、最も興味を引いたのがアート部門の長谷川愛さんの《(不)可能な子供、01:朝子とモリガの場合》でした。昨今、同性愛についてニュースやドラマで取り上げられる機会が多くなっています。彼ら彼女らは同じ性であるから、子供を出産することはできない。けれども、現在の発達した科学技術によって、DNAの解析は進み、2人の遺伝子を組み合わせることで、どんな子供ができるのかを想定することは可能である、というテーマの作品。文字だけで作品を紹介するのは難しいのですが、女性のカップルの遺伝子を合わせ持った2人の子供が、家族として共に生活している場面などを写真にして紹介しています。作家の着目点とテーマの未来への可能性という点で、私の印象に強く残りました。
このほか、アニメーション部門のBoris LABBÉさんの《Rhizome》の構成力、マンガ部門の東村アキコさんの《かくかくじかじか》をはじめとする各受賞作品など、見どころが満載で、とても楽しめた1日でした。ただ見るだけではなく、メディアを体験できる展覧会。オススメです!!
たくさんの作品が展示されるなかで、最も興味を引いたのがアート部門の長谷川愛さんの《(不)可能な子供、01:朝子とモリガの場合》でした。昨今、同性愛についてニュースやドラマで取り上げられる機会が多くなっています。彼ら彼女らは同じ性であるから、子供を出産することはできない。けれども、現在の発達した科学技術によって、DNAの解析は進み、2人の遺伝子を組み合わせることで、どんな子供ができるのかを想定することは可能である、というテーマの作品。文字だけで作品を紹介するのは難しいのですが、女性のカップルの遺伝子を合わせ持った2人の子供が、家族として共に生活している場面などを写真にして紹介しています。作家の着目点とテーマの未来への可能性という点で、私の印象に強く残りました。
このほか、アニメーション部門のBoris LABBÉさんの《Rhizome》の構成力、マンガ部門の東村アキコさんの《かくかくじかじか》をはじめとする各受賞作品など、見どころが満載で、とても楽しめた1日でした。ただ見るだけではなく、メディアを体験できる展覧会。オススメです!!