同じ風に震え
同じ光に喜び
同じ雨に泣く。
けれど
触れあうことなく
互いが互いの傍らに
ただ佇む。
そして
梢を凍てつかせる
同じ雪の、
温かさを知る。
*
『メルヘンの木』の序詩。
中村真生子さんは、米子在住の現役詩人。公刊された詩集に、『GRADUATION(グラヂュエイション)』、『ROUNDABOUT(ラウンダバウト)』、『なんでもない午後に』のほか、詩と物語を組み合わせた『五縁玉(ごえんだま)』がある。冊子になっていない詩は、ブログ「今、ここでby中村真生子」に掲載中。
なお、肢体不自由児施設「鳥取県立総合療育センター」で、週1回および年中行事のボランティアを1997年から続けている(スタッフとして組織化されたのは翌98年)。
2014年1月13日には、山陰柴犬の「かれん」(2013年11月14日生)が家族に加わった。
□中村真生子「メルヘンの木」(『メルヘンの木』(祐園、2005))
↓クリック、プリーズ。↓
【参考】
「【本】中村真生子『メルヘンの木』」
中村真生子『メルヘンの木』
同じ光に喜び
同じ雨に泣く。
けれど
触れあうことなく
互いが互いの傍らに
ただ佇む。
そして
梢を凍てつかせる
同じ雪の、
温かさを知る。
*
『メルヘンの木』の序詩。
中村真生子さんは、米子在住の現役詩人。公刊された詩集に、『GRADUATION(グラヂュエイション)』、『ROUNDABOUT(ラウンダバウト)』、『なんでもない午後に』のほか、詩と物語を組み合わせた『五縁玉(ごえんだま)』がある。冊子になっていない詩は、ブログ「今、ここでby中村真生子」に掲載中。
なお、肢体不自由児施設「鳥取県立総合療育センター」で、週1回および年中行事のボランティアを1997年から続けている(スタッフとして組織化されたのは翌98年)。
2014年1月13日には、山陰柴犬の「かれん」(2013年11月14日生)が家族に加わった。
□中村真生子「メルヘンの木」(『メルヘンの木』(祐園、2005))
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【参考】
「【本】中村真生子『メルヘンの木』」
中村真生子『メルヘンの木』