円の外へ

20070121開設/中学高校国語授業指導案/中学校学級経営案/発達症対応/生活指導/行事委員会指導

答えは見るためにある

2016-03-27 15:19:50 | 2015年度雑記
カテゴリー別目次 
問題を解く前に答えを見る?「ずるい暗記術」とは|ライフハッカー[日本版]より
「参考書を読む→問題を解く→答えを確認する」
ではなく、
「答えを見る→問題を見る→参考書を読む」


新しいテキストや問題集を生徒に配るとき「正解冊子は配らない」という教員がいる。
理由が全くわからない。
彼らが言うには「生徒が答えを見てしまうからだ」という。

答えは見るためにあるのだ。
見ればいいじゃん。

正解を配らない教員に限って、かどうか全部は知らないが、宿題を大量に出す。
宿題を出しても、答えを見て写したら、だめだ、というらしい。

上の二割のできる生徒は、答えを見ないで宿題をやる。
下の三割以上のできない生徒は、宿題をやらない。
やらない前に、できない。
できるようになるまで、わかっていない宿題だからだ。
学校に来て、できる生徒の答えを休み時間に必死に写して提出する。
怒られるからだ。

毎日とは言わないが、半分以上の日にちはそんな光景を見た。

正解を配らず、宿題を出す教員には、これは全部共通した特徴がある。
まず、できない生徒はできなくて良いと考えている。
「なんで、こんなのが、できねえんだよ」
と思っている。
そして、できる生徒相手に授業するからどんどん授業が進む。
「説明したのに、聞いてねえのかよ、わかんねえのかよ」
と思っている。

かくして、できる生徒はできるまま、できない生徒はできないまま中学・高校を卒業する。

(少し書く元気が出てきたんだ)

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