カテゴリー別目次
2024-01-12
14歳の私(400字詰め横書き原稿)
中2・2023・11【2学年1回目の作文】
【原文ママ】【授業中一コマ提出】
【漢字は生徒が各自のPCで調べた】
①
私は14歳だ。今言いたいことは二つある。
一つ目に、幼い頃から共に過ごしてきた犬
の話をしたい。何をするにもずっと一緒だっ
た彼は、ある日突然歩けなくなってしまった。
後ろ足を引きずり、大好きな散歩にもいけな
くなった。そして彼は手術を受ける事になっ
た。心配していたが手術は成功し、彼は再び
歩けるようになった。彼は散歩に使うリード
を咥えて、また私を散歩に誘えるようになっ
たのだ。私はこの出来事があってから、彼を
救ってくれた獣医という職業に憧れている。
二つ目に、私は空を飛んでみたいと思って
いた。その夢は沖縄で叶った。海に潜った時、
私は宙に浮いているのかと錯覚した。水が澄
んでいて海底のイソギンチャクや魚がはっき
り見えた。私は飛んでいる。そう思った。そ
の世界には私の知らない景色が沢山ある。私
はそれをもっと沢山みつけてみたい。
②
私は14歳だ。今言いたいことは二つある。
一つ目に、私は人間関係というものが嫌い
だ。よく、「広く浅く」と聞くが、悩み事や
相談は誰にするのか。関係が浅い人に相談な
んてできるものではない。でも、人間はどん
なに仲が良くても平気で裏切る。裏切られた
私は傷つき、悲しむ。このループだ。だから
私は人間関係が嫌いだ。
二つ目に、私は私が嫌いだ。人からの相談
を受けるとき、「本音で話して大丈夫だよ。」
などと声をかけることが多々あるが、自分が
相談をするときは本音などは言わない。正確に
言えば、「言わない」ではなく「言えない」
のだ。本音を言って周りの人が離れていくの
が怖い。きっと、私の周りの人は離れていく
ような人たちではない。分かっている。分か
っているが、喉に言葉が詰まるのだ。私は、
本音が言えないこんな私のことが嫌いだ。
③
私は14歳だ。今言いたいことは二つある。
一つ目に、私は部活の先輩に恋してる。彼
女は笑顔が素敵でつい見惚れてしまう。こん
なにかわいい彼女なのに、みんなは見向きも
しない。私は部活の後輩として話したり、ど
こかに遊びに行く機会がある。しかし、気持
ちを伝えられない。なぜなのか。それは「こ
の関係のままでいたい」と思う私が居るから
だ。彼女の無意識な行動が私には「ドキッ」
としてしまい、恋愛感情がグッと高まるのだ。
二つ目に、私には夢がある。それは「パイ
ロット」になることだ。私がパイロットにな
りたいと思ったきっかけは、小さい頃に「ハ
ッピーフライト」という映画を見た。飛行機
内と空港の人が助け合い、困難を乗り越えて
ゆく映画だ。私はこの助け合いに憧れを持っ
た。大きな乗り物を操縦するということは大
変なことだが夢に向かって私は頑張るのだ。
④
私は14歳だ。今言いたいことは二つある。
一つ目に、私は今年の9月まで、犬を飼っ
ていた。名前はティガー。その容姿は黒と灰
色にそまった毛で、鳴き声は耳にキーンくる
声だった。私は13年間ティガーと共に暮らし
ていたのだ。しかし、私はティガーに対して
心残りがあり、それは、奴と十分に遊んでや
ることができなかった事である。ティガーが
亡くなっった翌日、ドライアイスを買い、奴
が寝ている下においてやった。そして、その
翌日、その日はティガーを天国に送る日であ
った。最後にやつをギュッとだきしめ「あり
がとね」と声をかけた。ドライアイスでこお
る愛犬の感しょくは今でも忘れられません。
二つ目に、私がこの文を読んでいる人に伝
えたい事は、命を飼う際はその場で欲しいと
言うのではなく後先を考え、飼って欲しいと
願う。たくさん遊び、悔が残らないように。
⑤
私は14歳だ。今言いたいことは三つある。
一つ目に、私は実は魔界からのスパイであ
る。普段は正体を隠しているが、地球の実態
を調査せよとの命を受け、魔界からこの地に
送られた。日々地球人とはどのような生物な
のか、その正体について調べていた。
二つ目に、私は地球人のことを醜い愚鈍な
生物だと思っている。地球人は己の損得しか
考えないクソみたいな奴らだからだ。これで
も魔界では位の高い私に向かって、見下した
ような物言いをする地球人にはイライラする。
この私の力を持ってすれば地球人の一人や二
人、簡単にひねり潰せるのだぞ。
三つ目に、魔界の王であり私の主である魔
王は地球殲滅計画を立てている。すでにその
ための兵器も完成している。計画実行の日も
近いだろう。来るその日まで短い余生を楽し
むがいい…。
⑥
私は14歳だ。今言いたいことは三つある。
一つ目に、私は野球をやっている。目標は
有名なプロ野球選手になることだ。今は冬だ
からランニングが多いけど、プロ野球選手に
なるために必要なことだから、がんばって冬
をのりこえて、プロ野球選手に私はなる。
二つ目に、私の友達は交通事故で亡くなっ
た。その友達は仲が良く、いつも一緒にいた。
その友達と帰り道で別れる時に友達が「また
明日ね。」と言ってきた。しかし、その友達に
明日はなかった。別れた後に交通事故にあっ
てしまったからだ。私達も明日があるか分か
らない。だから今日を幸せに生きようと思っ
ている。
3つ目に、私はスマホをもっていない。親
はもうちょっとで飼ってあげると言うけど、
次の日になると、買わないと言ってくる。私
は、スマホを買ってもらえるまで諦めない。
2024-01-12
14歳の私(400字詰め横書き原稿)
中2・2023・11【2学年1回目の作文】
【原文ママ】【授業中一コマ提出】
【漢字は生徒が各自のPCで調べた】
①
私は14歳だ。今言いたいことは二つある。
一つ目に、幼い頃から共に過ごしてきた犬
の話をしたい。何をするにもずっと一緒だっ
た彼は、ある日突然歩けなくなってしまった。
後ろ足を引きずり、大好きな散歩にもいけな
くなった。そして彼は手術を受ける事になっ
た。心配していたが手術は成功し、彼は再び
歩けるようになった。彼は散歩に使うリード
を咥えて、また私を散歩に誘えるようになっ
たのだ。私はこの出来事があってから、彼を
救ってくれた獣医という職業に憧れている。
二つ目に、私は空を飛んでみたいと思って
いた。その夢は沖縄で叶った。海に潜った時、
私は宙に浮いているのかと錯覚した。水が澄
んでいて海底のイソギンチャクや魚がはっき
り見えた。私は飛んでいる。そう思った。そ
の世界には私の知らない景色が沢山ある。私
はそれをもっと沢山みつけてみたい。
②
私は14歳だ。今言いたいことは二つある。
一つ目に、私は人間関係というものが嫌い
だ。よく、「広く浅く」と聞くが、悩み事や
相談は誰にするのか。関係が浅い人に相談な
んてできるものではない。でも、人間はどん
なに仲が良くても平気で裏切る。裏切られた
私は傷つき、悲しむ。このループだ。だから
私は人間関係が嫌いだ。
二つ目に、私は私が嫌いだ。人からの相談
を受けるとき、「本音で話して大丈夫だよ。」
などと声をかけることが多々あるが、自分が
相談をするときは本音などは言わない。正確に
言えば、「言わない」ではなく「言えない」
のだ。本音を言って周りの人が離れていくの
が怖い。きっと、私の周りの人は離れていく
ような人たちではない。分かっている。分か
っているが、喉に言葉が詰まるのだ。私は、
本音が言えないこんな私のことが嫌いだ。
③
私は14歳だ。今言いたいことは二つある。
一つ目に、私は部活の先輩に恋してる。彼
女は笑顔が素敵でつい見惚れてしまう。こん
なにかわいい彼女なのに、みんなは見向きも
しない。私は部活の後輩として話したり、ど
こかに遊びに行く機会がある。しかし、気持
ちを伝えられない。なぜなのか。それは「こ
の関係のままでいたい」と思う私が居るから
だ。彼女の無意識な行動が私には「ドキッ」
としてしまい、恋愛感情がグッと高まるのだ。
二つ目に、私には夢がある。それは「パイ
ロット」になることだ。私がパイロットにな
りたいと思ったきっかけは、小さい頃に「ハ
ッピーフライト」という映画を見た。飛行機
内と空港の人が助け合い、困難を乗り越えて
ゆく映画だ。私はこの助け合いに憧れを持っ
た。大きな乗り物を操縦するということは大
変なことだが夢に向かって私は頑張るのだ。
④
私は14歳だ。今言いたいことは二つある。
一つ目に、私は今年の9月まで、犬を飼っ
ていた。名前はティガー。その容姿は黒と灰
色にそまった毛で、鳴き声は耳にキーンくる
声だった。私は13年間ティガーと共に暮らし
ていたのだ。しかし、私はティガーに対して
心残りがあり、それは、奴と十分に遊んでや
ることができなかった事である。ティガーが
亡くなっった翌日、ドライアイスを買い、奴
が寝ている下においてやった。そして、その
翌日、その日はティガーを天国に送る日であ
った。最後にやつをギュッとだきしめ「あり
がとね」と声をかけた。ドライアイスでこお
る愛犬の感しょくは今でも忘れられません。
二つ目に、私がこの文を読んでいる人に伝
えたい事は、命を飼う際はその場で欲しいと
言うのではなく後先を考え、飼って欲しいと
願う。たくさん遊び、悔が残らないように。
⑤
私は14歳だ。今言いたいことは三つある。
一つ目に、私は実は魔界からのスパイであ
る。普段は正体を隠しているが、地球の実態
を調査せよとの命を受け、魔界からこの地に
送られた。日々地球人とはどのような生物な
のか、その正体について調べていた。
二つ目に、私は地球人のことを醜い愚鈍な
生物だと思っている。地球人は己の損得しか
考えないクソみたいな奴らだからだ。これで
も魔界では位の高い私に向かって、見下した
ような物言いをする地球人にはイライラする。
この私の力を持ってすれば地球人の一人や二
人、簡単にひねり潰せるのだぞ。
三つ目に、魔界の王であり私の主である魔
王は地球殲滅計画を立てている。すでにその
ための兵器も完成している。計画実行の日も
近いだろう。来るその日まで短い余生を楽し
むがいい…。
⑥
私は14歳だ。今言いたいことは三つある。
一つ目に、私は野球をやっている。目標は
有名なプロ野球選手になることだ。今は冬だ
からランニングが多いけど、プロ野球選手に
なるために必要なことだから、がんばって冬
をのりこえて、プロ野球選手に私はなる。
二つ目に、私の友達は交通事故で亡くなっ
た。その友達は仲が良く、いつも一緒にいた。
その友達と帰り道で別れる時に友達が「また
明日ね。」と言ってきた。しかし、その友達に
明日はなかった。別れた後に交通事故にあっ
てしまったからだ。私達も明日があるか分か
らない。だから今日を幸せに生きようと思っ
ている。
3つ目に、私はスマホをもっていない。親
はもうちょっとで飼ってあげると言うけど、
次の日になると、買わないと言ってくる。私
は、スマホを買ってもらえるまで諦めない。