ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

その42 筑波附属小 白石さんの主張、三段階の読みとは

2012年01月02日 | 日記
  新しい年を迎えました。
今年の年賀状は定例の言葉が使われないものが多かったと思います。
どくとく会の前田正二アナからは「試練の冬をのりこえて早くまことの春を迎えたいものです。」との一文。
埼玉の元同僚加代さんから「笑門福来」等。
今年は良い年でありたいですね。
 さて白石さんの三段階の読みとは何か
論理的に考える授業構想です。今の国語授業の危機はなにか。
①文学作品でイメージ感覚だけで「ここはどんな気持ちか」だけで問うて、
どれも「いいですね」では、単なる発表会。叙述から根拠を示されないからです。
②説明文で段落の意味をおってみても確認のみで発見がない。
③そして○○をつくろう、などの活動主義、今の多くの授業でみられます。

「考える、思考と論理」の欠如と白石さんは断言。誤解のないように言いますが
多くのサークルを渡りあるいている私からみて読みは多くの方法があるので、
白石さんの主張は新しいことではありません。
 かれらの良さは他教科との比較から国語の読みを高めようとしていることに
価値あると私は考えます。筑波は算数教科が際立っています。
算数は一般化をめざします。
国語は、今までは授業者の主義に左右されます。だれでもできる一般化まで高まっていないのです。
それでかれらはそこまで国語をもっていくことを模索していると考えます。
では内容は?
明日は毎年恒例の新年会。我が家に10数人の来客。その準備のため
白石さんの具体的授業については後日にします。



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