みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

街は必要ですか?

2014年03月09日 | 賑わい
両備グループ代表兼CEOの小嶋 光信
交通政策基本法の必要性についてのメッセージの中に、
パネルディスカッションが行われた際のパネラーの女性の発言につ
いて記した文章があります
[両備ホールディングスのサイト→]
「・・・もうそんな割合しか輸送していない電車・バスはなくても、
 地方ではマイカーで十分・・・」
「・・・彼女は生活ですでに電車・バスを使うことがなく、必要性を
 全く感じていなかった・・・」

小嶋はそれにビックリされたようですが、
わたし(みれい)は驚きません。

~~~~~~~~~~
東京から数十kmの北関東で育ってきたわたしが、
性別についての悩みを抱えてしまい、
どこかで何とかしなくちゃとの思いが中学生のころ募りましたが、
そもそも行くためのバス停がなくなっていたのでした。

地元で仕事し・地元で買い物をしている人は、
片道数km~十数kmの移動が多くの割合を占めると思われます。
歩くには遠いけれど電車で行くほどでもない─こうなると
どこへ行くにもクルマのライフスタイルになっていきます。
東京圏でもこのような人はある程度の割合でいて最近は‘地元族’
として着目もされてきています。
北関東ではどこへ行くにもクルマの人ばかりで、
通勤に公共交通を利用している人の割合が1~2割どころか
1~2%になっている地域も少なくありません。

岡山駅在来線ホーム

「JR岡山駅ホーム」

  東京から数十kmの北関東でこのような状態ですが、
  東京からだと青森と同じくらいの距離にある岡山ではどうでし
  ょうか?。


わたしと同じ職場で働いているワーキングマザーの人たちも
パネラーの女性のようにどこへ行くにもクルマで行き、
そのことにそれほど負担を感じていないようです。
そして子どもは親のクルマに乗せていってもらって移動します。

普通の男とは違う・けど女ではない人よりも、
物事を自然に何気なくこなせそれほど負担に感じない人のほうが
正社員としてバリバリと働けるのではと思うのですが。

~~~~~~~~~~
どこへ行くにもクルマの人が多い地域では
クルマで行きやすくクルマが停めやすいことへのニーズが高いので
茨城県筑西市では南北方向へは国道294号常総バイパスが、
東西方向へは国道50号下館バイパスが中心部(街なか)を通らないル
ートで整備されています。

国道50号下館バイパス中館交差点

「21世紀の下館」(中館交差点)
  中館交差点から国道50号下館バイパスを東のほうに進むと五行
  川を渡って小林のほうに向かいます。
  それから更に東に進んだ協和(筑西市門井1722-1)に
  ばんどう太郎協和総本店が3月26日にオープンする予定です。


一方、中館交差点から国道50号下館バイパスを西のほうに進むと
真岡鐡道と国道294号を越え…

国道50号下館バイパス中館西

「21世紀の国道50号」(中館西)
  国道294号を越えてから国道50号下館バイパスは左のほうに
  カーブして灰塚のほうに向かいます。
  まだ全通はしていませんが、鬼怒川の中島橋を渡るルートには
  使え、そのルートでは結城市中心部も通らないで新4号国道に
  抜けられます。


クルマと公共交通が使い分けられていれば、
岡山は高松(香川県)や松江(島根県)からも人が集まり

‘商都・学都・医都’
と呼ばれていくと思います。
そうでなければ
‘イオンが夢の国’へ!?。


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コメント
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