みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

東日本大震災から3年

2014年03月12日 | Weblog
きのうで東日本大震災が起こってからちょうど3年になりました。
この震災で亡くなられたかたのご冥福を改めてお祈りします。
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この日本は高度経済成長期~バブル期と発展した時期が続いてきた
からか、住宅や仕事が失われた場合の対応策が必ずしも十分に整え
られているとはいえません。リーマンショックの後もそうでしたし
この震災の後もそうです。

新卒一括採用や年功序列型の人事管理の慣行のもとでは、
職を失った場合、実務経験が勤続年数なみに扱われるのでなければ
再就職後の収入は減ってしまうかも知れません。
しかも、今は正社員と非正社員とを使い分ける流れになってきてい
るぶん、以前よりも正規雇用での再就職が難しくなっています
(正社員は他の地域から被災地に転勤でまかなうとか)。

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福島県の事情を記した本に次のような記述があります。

「・・・今よりもっと外出をしたいと考えている割合は僅か7.2%で、
 ほとんどが今のままでよいと・・・」

外出先は地域内なのでクルマで足りる-

「・・・公共交通を必要としている住民の割合は、驚くほど少ない・・・」

なので自治体も

「・・・バスによる路線運行は財政負担並びに利用者利便の面から考
 えていない・・・」

その後の東日本大震災の地震・津波・原発事故によって
地域の外に出ざるを得なくなった住民が少なくないのも福島県で
す。

国道50号下館バイパス中館交差点東

「筑西市の市街地の北を通る国道50号下館バイパス」

  どこへ行くにもクルマの人が多い地域なので
  クルマで走りにくい中心部(街なか)は敬遠されて
  中心部を通らないバイパスが整備されています。


東日本大震災の被災地の三陸も復興が進めばこんな感じになるので
しょうか?。
三陸でこれからも暮らしていこうとする人にとって、
気仙沼・陸前高田・大船渡・釜石・宮古・久慈はどのような形にな
っていけばいいと思いますか?。


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