みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

正社員化より外国人!?

2016年10月17日 | 職場に外国人が
NHK総合テレビの「クローズアップ現代+」[サイト→]
10月11日に外国人の労働について取り上げていました。

東京のローソンでも宇都宮のローソンでも外国人の店員さんを見か
けましたから、確かにこの番組で放送されている通りのようです。
ただ、わたしはアベノミクスで景気が良くなって人手不足になれば
企業は非正社員の正社員化を進めて人手を安定して確保するように
なるのではという期待もしていたので、外国人の活用で人手を確保
するというのは残念です。

このブログでも今までに外国人の労働について書いてきました。
別に
外国人を差別したり排斥したり・外国人に不満をぶつけるため
に書いているのではありません。
やたら日本人の優秀さや技を持ち上げるメディアもあるなかで、
‘日本人だから優秀’というわけではないと言いたいから
です。

職場では今日もフィリピンの工場からの研修生が加わりました。
研修生や実習生は来日前に日本語のトレーニングを受ける機会があ
るので、仕事に必要な日本語は使えます。
日本語学校に留学している留学生ならバイト先でもっと日本語が使
えそうです。
そうなると黙々と働いている無口な日本人は?。
経営側には日本語を使わなくて済む仕事とも判断出来、外国人でも
いいということに。

前回は引きこもりについて書きました。高齢者の中には
「・・・仕事はつらいに決まっている。我慢することが一番大事だ。
 一生懸命働いているうちに、その会社の上司に評価されて、少し
 ずつ出世していくもんだろう・・・」

と考えるかたもおられるかも知れませんが、
企業は正社員と非正社員を使い分けています(雇用ポートフォリオ)。
正社員は新卒採用で充足しているようです。
妊娠や出産で一度退職した主婦が非正規雇用のもと一生懸命に働い
てくれるので
非正社員でもかなりの部分が間に合います
外国人もアジアの稲作地域出身ならばまめに動きます。

161017


そういうことで、イギリスの議員殺害・国民投票の結果EU離脱へ、
とかアメリカのトランプ旋風は納得出来ます。
日本でも動きが遅い・不器用・ながら作業が出来ない・コミュニケーション
能力が低いような人は「働きたくないから働かない」と強がると
怠け者のように思われてむしろ立場が悪くなってしまうので、
この状況について対応策を考えていきたいものです。


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