みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

人口減でも次の世代へ

2015年09月04日 | Weblog
現在、読売新聞で『人口減社会』の連載がされています。
きのうは“乗り合いタクシーが頼り”という見出しで
奥地の高齢者の足をどう確保するかという課題を取り上げていまし
た。


「・・・人口減が進み、自治体の財政も苦しい中、車を持たない高齢
者などの交通弱者対策は厳しさを増す・・・」

という記述もある記事を読んで次のような感想を持ちました。

まず
■むやみに年齢で区切るのは差別につがなりかねない。
ということから
■交通という点に限らず弱者はいて対策が必要。
■クルマと公共交通は機能が違うので、公共交通をクルマの代わり
 にせず、別に送迎などが必要。
■公共交通は交通弱者のためのもの?。


~~~~~~~~~~
兵庫県三田市は東京から岩手県と同じくらいの約600km離れたと
ころにあります。
資料

△ [資料]「兵庫県の山あい」

  宝塚を過ぎると大阪平野が終わり、地方の農山村の風景が広が
  っています。
  そして大阪から約40km行くと三田市に着きます。


三田駅前(兵庫県)のバスのりば

「三田駅前のバスのりば」(兵庫県三田市)

  三田市のJRの駅からは路線バスが出ています。
  鳥取県倉吉市や大分県竹田市にもJRの駅があります。


兵庫県三田市:キッピーモール

「三田市中心部」(兵庫県三田市)

  三田市中心部にはキッピーモールというショッピングセンター
  があり、三田駅とはペデストリアンデッキで結ばれています。
  東京でなく地方でも、都会に出なくても地元でも
  ‘田舎の人’という認識を持っていなければ
  “都市型ライフスタイル”が送れる地域になる!?。


一方、
公共交通が交通弱者のために運行されている地域では、
公共交通の利用者は限定されてしまい、なかなか利用拡大で黒字
とはなりにくくなってしまいます。
それからそのような地域では一般の人はどこへ行くにもクルマなの
で、クルマで行きにくくクルマを駐めにくい街なかは敬遠され、
生まれる人が減り・住む人が減る上に集まる人も減っていきます。

送迎で行った医療機関や介護施設の周辺で
買い物や生活機能が充足出来れば高齢者は良いのですが
(栃木県矢板市にはその傾向がありケーズデンキも病院の近くに移転)、
これから生活する世代はどうでしょう?。


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