四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

甲府城の鉄門(山梨・甲府市)

2013年04月10日 | 日本100名城


昨夏の信玄公祭りのときは工事中であった甲府城の「鉄門(くろがねもん)」の復元整備が終了し、本年(2013年)1月10日から一般公開されておりましたので見学してきました

【 甲府城の鉄門の歴史 】
甲府城跡は、豊臣秀吉の命により文禄・慶長年間(1590年代)に築城された城郭です。城内に残る築城当時の野面積み石垣は、
全国的に見ても文化財的価値が高く評価されるものです。しかし、歴史的建造物は明治初年の廃城後に取り壊されてしまいました。
鉄門は、本丸と天守曲輪の境に建てられていた櫓門です。創建は、礎石に確認できる甲府城築城期の矢穴や江戸初期に描かれた
絵図から、築城当時から存在していたと考えられます。名称については、柳沢文庫所蔵『楽只堂年録』に「元ハ南門」とあり、
宝永2年に柳沢氏が実施した城内の建物・曲輪の名称変更によって「鉄門」となったことがわかっています。
享保12年の甲府大火において焼失を免れた鉄門は、屋根瓦の葺き替えなどはおこなっているものの、大きな修理をおこなった記録は
確認されていないことから創建時の姿を明治初年まで保っていたと考えれます。また、明治初年頃の古写真にも2階の切妻部が写っており、
その存在を確認することができます。今回、廃城から約140余年の時を経て、鉄門が復元整備されました。
                                 (パンフレット「よみがえる鉄門」から抜粋)  






表(外側)から   










内側(城内)から




2階部の櫓入り口




櫓内部 




天守台から見下ろした鉄門




市中(宿泊したホテル)から望む鉄門 

散策日:2013年(平成25年)4月6日(土)           

笛吹市の桃の花 3 花鳥の里スポーツ広場

2013年04月10日 | 花・鳥・風景


笛吹市の桃の花めぐりの3ヶ所目は、旧御坂町の「花鳥の里スポーツ広場」隣接の桃の花の里






幟は立てられていましたが、イベント日ではないためか花見客はいないに等しい状況でした
実を採るための桃畑ですね。葡萄棚とコラボしていました






最初に行った釈迦堂のような派手さはありません。また、花も盛りを過ぎていたようです










それぞれの場所で、それぞれ違った桃の花の風景を見せてくれました
「桃源郷」の言葉は敢えて使いませんでしたが・・・  

散策日:2013年(平成25年)4月7日(日)           

笛吹市の桃の花 2 甲斐一宮国分寺跡

2013年04月10日 | 花・鳥・風景


笛吹市一宮町(旧一宮町)にある「甲斐国分寺跡」も花見会場になっているとの情報から行って見ました




会場にて頂いた「甲斐国分寺跡」のパンフレット




パンフレットの写真部分を拡大したものです
訪れた時は、この写真と同じような状況で、菜の花と桃の花が見事なコラボネーションを。
また、菜の花畑の前にはテント店も出てました




駐車場に設置された「遺跡の説明版」




写真の石は、塔の最上層に設置された相輪の根本に置かれた露盤で、重さ2トンあるそうです










桃農家の方が「授粉」作業中でした      
こうして手をかけて美味しい桃ができるのですね










名物かどうかは知りませんが、鶏肉の「甲州狼煙焼き」を食してみました
* 店の人については写真撮影の承諾をいただきました






桃の花と、菜の花と、そして、タンポポ・・・・ 

散策日:2013年(平成25年)4月7日(日)