「名」は範囲を限定する。
性質や能力を限定する。
逆にいうと、範囲を守る。
性質や能力を守っている。
「名」が無いと「個」が守れないのだ。
「名」を変えれば性質や能力が変わる。
あるいは、能力が変われば「名」が変わる。
「名」を変える必要がある。
伝統芸能の伝え手が「名」を変えるのは、
とても大きな意味があったのだ。
心に「名」は無い。
魂に「名」は無い。
神に(本来)「名」は無い。
未来に「名」は無い。
過去に「名」が有る。
固定された「名」に未来は無い。
「名」は結界を縛るものだ。
この世(物質界)は「名」の集まりだ。
固定しては未来が創れない。
つまり、未来を創るには、
「名」を変えればいい。
嬢ちゃん、から、ね~ちゃん。
ね~ちゃん、から、おばちゃん。
おばちゃん、から、おばあちゃん。
人は「名」を変えて未来に移る。
変わる時、変える時を「節目」という。
「林真理子」から「高橋真理子」に変わる。
「鈴木一郎」から「イチロー」に変わる。
「東西商事の斉藤さん」から「阪神商事の斉藤さん」
「生真面目の角田さん」から「不真面目の角田さん」
人はいつでも変われる。
「名」という結界があるから、変われるのだ。
「名」で縛るか、
「名」で変えるか、
生き方は自由だが、未来は変わる方に有る。
どうする?
物質界(肉体界)だから限度はある。
だが、限度内で変える事は出来る。
不自由(限度)は「変化」で愉しむものだ。
不自由を固定する必要はない。
「名」はモノを縛り、守る。
だから「名」を変え、愉しむ使い方もある。
肩書き、枕言葉も「名」だ。
幾らも変える事は出来る。
(本館は 「氣の空間・氣功療法院」