奥様は魔女?
アタシは何年か前にインドを旅したことがあります。バンガロール空港に降り立つと、ラッキーなことにサティア・サイババさまが、すぐ近くのホワイトフィールドという所に来ているというではありませんか。
サイババさまの事は本がたくさん出版されているので、ぜひ読んでみて下さいね。読んでも理解は無理ですけど、大切なことに触れるキッカケにはなるわ。とても深いレベルでの大切なことよ。
この時はラッキー続きで、アタシはサイババさまのお御足に触れさせていただきました。そのときの人間年齢では六十七歳だったらしいのですけど、一七・八の少女の足のようでしたわ。とってもキレイでした。体温は予想に反して冷たくて、触覚的にも人間とは別な感じだったわ。
サイババさまは、このようにおっしゃいました。
「私は神です。しかし、あなた達も神なのです。私はそのことを自覚していますが、あなた達は目覚めていないだけです」
アタシは自分が神とは思えないけど、魔女だと自覚しているわ。魔女って特別じゃないのよ。自覚していても、していなくても、サイババさまが私達全員を神と断定したように、女はみんな魔女なのよ。あるいは魔女になれるのよ。
近頃は自分が魔女だと自覚する、イイオンナが増えてきているわね。うれしいわ。
その反対を愚女といって、魔女の誇りを忘れているコも多いわよ。コのまま年をとると恥を知らないオバサンになって、やはりコ(ガキ)のまま年をとった恥を知らないオジサンと一緒に、迷惑をふりまくようになるから注意しなさい。
子からオンナやオトコにきちんと変身するのよ。オバサンやオジサンからだって、オンナとオトコに変身してね。
人間は変身できるし、変身をするためにこの世にいるのよ。ただし変身後は何に変わってしまうのかは、本人の意識と行動次第なのよ。私は魔女に変身したわ。
ところで、女はマジョだけれども、男は何て云うか知ってる?
男は最初からマオトコよ。マが抜けてるとイイオトコになるの。これがわかるようになれば、貴女も魔女の自覚ありよ。イイオンナの仲間だわ。
男と女の間には、マは一つだけがちょうどいいのよ。マジョとオトコの組み合わせね。でも、位置関係はオトコが前か上が道理よ。男、間(魔)、女の関係ね。何故って、間(愛)は真ん中にあるものなの。
ついでにマの話もしておくわね。
漢字で書くと解りやすいわ。実は、魔も間も真も変わらないのよ。すべて愛の変形なの。人によって魔のイメージが悪と重なるようだけど、愛や真に悪も良も関係ないわ。魔と表現しようが真と表現しようが、間には愛しかないのよ。だから魔女は真女でもあるのよ。
愛の話もしようと思ったけど、ダンナが眠そうにしているので明日にするわ。アタシは結構ダンナ思いなのよ。優しくなければ魔女じゃない。優しいばかりじゃつまらない。
でも眠れないから鏡と遊ぼうかな。
「鏡よ鏡。世界で一番優しいのは誰?」
「ダンナはん思いの、アンさんでんがな。ダンナはんは近頃アンさんが重いと言うてたで~」
「一言よけいだったわね。座布団は全部没収!」
(本館は 「氣の空間・氣功療法院」