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ボランティアは誰のため?

2011年11月01日 18時01分05秒 | 社会との関わり
阪神大震災以降、ボランティアをする人が

凄い数になっていますが、

東日本大震災でも多くの皆さんが

ボランティアをしてくださっています。


ところで

そのボランティアは誰のために行なっているのでしょう?


もちろん、被災者(相手)のためでしょう?

と、思われる方もいらっしゃると思います。

大半の方がそう思ってらっしゃるかも知れませんが、

果たして、そのような考え方で良いでしょうか?



もちろん相手のためという思いもありますが、

その「相手」は目に見える場合もあるし、

見えない「誰か」の場合もあります。


目に見える場合、

「お手伝いありがとう!」と

感謝の言葉がいっぱい頂けると思います。



目に見えない場合はどうでしょう?

誰のためだかわからなく、

直接ありがとうも言われることなく、

手応えを感じられないかも知れません。



では・・・ボランティアをして頂く場合は

どう思うでしょうか?

目の前にボランティアに来てくれる人が現れて、

「あなたのために手伝いに来ましたよ~」

とは言わないかも知れませんが、

そういう気持ちで来られたら・・・

素直にありがとうを言えるでしょうか?



日本はボランティアの精神よりも

お互い様の精神が根付いてきた民族です。

できる人ができない人の分もカバーしたり、

いつ立場が入れ替わるかも知れないのだから、

相手の立場にたって、お互い様と声をかけあい

できるときにできる人が“ただ”やる。


いろいろな考え方や思いがあると思いますが、

私はボランティアは自分のためだと思っています。


自分の行動が誰かの役に立つ!

  誰かの役に立てるって嬉しいですよね♪

  更に感謝されたらもっと嬉しいですね♪



ボランティアをして、

誰かの役に立てたり、誰かに喜んでもらえたり

それが嬉しくて、また続けようと思えるのだと思います。


もしも相手のためだと思ってやっていたら、

それは感謝されなかったら、もう二度とするもんか?!

と腹立たしく思ったり、恩着せがましい気持ちに

なったりすることもあるのではないか?とも

思ったりします。


東日本大震災のボランティアの皆さんは

本当に素晴らしい方々がたんたんとやるべきことを

やってくださっていました。


ボランティアをするとき、

人はときとして相手に恩を売るようなことを

してしまう可能性もあるかも知れませんが、

そうではなく、

「させて頂く」という気持ちでやれたら

気持ちの良い関係が継続するのではないかと思います。


ボランティアをする側とされる側が

向かい合う関係ではなく、

いつ立場が入れ替わるかも知れない・・というスタンスで

横並びの関係で行えたら、

する側もされる側も気持ち良いのではないかと思います。


皆さんはボランティアについて

考えたことありますか?