「ヘルプ」と「アシスト」

皆さん

「ヘルプ」と「アシスト」の違いわかりますか？




「ヘルプ」は助けることであり、

「アシスト」は手伝うことです。


これだけですと似ていてわかりにくいかも知れません。


子育てで言うと

お子さんの靴のヒモを結んであげるのが「ヘルプ」

ヒモの結び方を教えてあげるのが「アシスト」です。


サッカーで言ったら、

シュートしやすいボールをパスするのが「アシスト」ですね♪

（だとしたら、代わりにゴールするのが「ヘルプ」か？！）


（サッカーのアシストに関してはまた今度書きますね。）


今回書きたいのはボランティアや支援の場面での

「ヘルプ」と「アシスト」です。

今、命が危ういときにはＴＰＯも立場も何も関係なく

「ヘルプ」助けることが大切です。

ここで助けないのは超ＮＧです。

問題は、「ヘルプ」から「アシスト」に移る時期です。


子育ての場合は、自立心が芽生えて

何でも自分でやる！と言い出す時期があります。


大人の場合はどうでしょうか？

特に被災地の被災された場合、

いつこのような自立心が芽生えるでしょうか？

絶望感しか持てない人も多いと思いますが、

それでもいつか「ヘルプ」を「アシスト」に

変えていかなければ、

逆にその人の自立心を損なう可能性があることを

ボランティアや支援の側は知っておかなければなりません。


「ヘルプ」はいつまでもできるわけではありません。

国や自治体の支援があったとしても、

税金にも限りがあります。


国や自治体、ボランティアの方々の支援を見ていると、

この「ヘルプ」から「アシスト」への

移行のタイミングの不味さを感じます。

また、いつまでも「アシスト」に移行できず

「ヘルプ」ばかりしているのも気になります。


人によってタイミングは異なるとは思いますが、

「ヘルプ」から「アシスト」に移行しないと

近い将来、自治体も国も破産してしまうかも知れません。


そうならないためにも

「ヘルプ」は徐々に「アシスト」に

切り替えていきませんか？


誰もが自分の生きがいを持って、

安心・安全な暮らしができる社会であって欲しいと

切に願っています。